目次
はじめに
【昔、登っていた百名山】
1 筑波山 876m
2 至仏山 2228m
3 燧岳 2346m
4 大菩薩岳 2057m
5 八幡平 1614m
6 岩木山 1625m
【知らない間に百名山】
7 磐梯山 1819m
8 月山 1980m
9 白馬岳 2933m
10 巻機山 1967m
11 苗場山 2145m
12 火打山 2462m
13 魚沼駒ヶ岳 2003m
【もしかしたら百名山】
14 安達太良山 1700m
15 会津駒ヶ岳 2132m
16 谷川岳 1963m
17 奥白根山 2578m
18 平ヶ岳 2140m
19 草津白根山 2150m
20 鳥海山 2237m
【めざせ、百名山】
21 槍ヶ岳 3180m
22 穂高岳 3190m
23 妙高山 2446m
24 常念岳 2857m
25 美ヶ原 2034m
26 雨飾山 1963m
【燃えよ百名山】
27 両神山 1724m
28 赤城山 1828m
29 天城山 1406m
30 雲取山 2018m
31 金峰山 2595m
32 瑞墻山 2230m
33 蓼科山 2530m
【登るなら百名山】
34 四阿山 2333m
35 甲武信岳 2475m
36 那須岳 1917m
37 吾妻山 2035m
38 蔵王山 1841m
39 武尊山 2158m
40 飯豊山 2128m
【百名山より愛をこめて】
41 男体山 2484m
42 早地峰 1914m
43 乗鞍岳 3026m
44 富士山 3776m
45 立山 3015m
46 剣岳 2998m
47 白山 2702m
48 八甲田山 1585m
49 岩手山 2041m
50 焼岳 2455m
【遠くの百名山、近くても遠い百名山】
51 大山 1729m
52 恵那山 2190m
53 御岳 3063m
54 高妻山 2353m
55 朝日岳 1870m
56 八ヶ岳 2899m
57 霧ヶ峰 1925m
58 皇海山 2144m
59 荒島岳 1524m
【誰が為に百名山】
60 丹沢山 1673m
61 大台ヶ原山 1695m
62 大峰山 1915m
63 伊吹山 1377m
64 鳳凰山 2841m
65 木曽駒ヶ岳 2956m
66 北岳 3192m
67 間ノ岳 3189m
【百名山、登りの傾斜は増すばかり】
68 鹿島槍岳 2890m
69 五竜岳 2814m
70 鷲羽岳 2924m
71 黒岳 2978m
72 黒部五郎岳 2840m
73 笠ヶ岳 2898m
74 薬師岳 2926m
【がんばれ、百名山】
75 剣山 1955m
76 石鎚山 1982m
77 浅間山 2560m
78 甲斐駒ヶ岳 2966m
79 仙丈岳 3033m
80 空木岳 2864m
【さすらいの百名山】
81 九重山 1787m
82 祖母山 1757m
83 阿蘇山 1592m
84 開聞岳 922m
85 霧島山 1700m
【はるばるきたぜ百名山】
86 大雪山 2290m
87 羅臼岳 1661m
88 斜里岳 1545m
89 阿寒岳 1503m
90 トムラウシ 2141m
91 十勝岳 2077m
92 後方羊蹄山 1893m
【百名山カウントダウン】
93 塩見岳 3047m
94 悪沢岳 3141m
95 赤石岳 3120m
96 聖岳 3011m
97 光岳 2591m
98 利尻岳 1719m
99 幌尻岳 2052m
【さらば愛しき百名山】
100 宮ノ浦岳 1935m
日本百名山 リストと関連情報
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はじめに
まず、私にとっての、深田百名山の意義について記さなければならない。深田百名山はブームである。サルマネ登山、メダカ現象だという、本多勝一氏の「中高年登山者たちのために、あえて深田版「日本百名山」を酷評する」という批判も有名である。私には、この批判を全面的に否定することはできない。むしろ、部分的には、同感する所さえある。しかし、それでも私は日本百名山に挑戦中である。中年になって山に登り始め、日本百名山を登ってみたいと思い立たった時、日本百名山は体力的・技術的に不可能な遠い存在であった。日本百名山を登るには、それ以外の多くの山に登り続けて、体力を向上し、経験を積む必要があった。日本百名山の為でなかったら、わざわざ赴くことの無かったであろう遠い地の山に登って、地元では味わえない山を体験した。日本百名山への挑戦は、本多勝一氏のいうように大それた「創造的な登山(パイオニアワーク)」では決してないが、私にとっては一つの挑戦であり、山登りの第一目標地点である。
深田百名山を批判する時、「あれは、深田氏個人が選んだ百名山であり、自分自身の百名山でなければ意味が無い。」という言い方がよくされている。しかし、日本百名山に選ばれている槍ヶ岳や穂高岳、剣岳、北岳、飯豊連峰や、その他のほとんどの山を抜きにして、百名山などというものが成り立つものだろうか。まずは、深田百名山に登ることが、日本の山を知るための入門コースである。その上で批判を加えるべきであろう。
中年になって登山を始めた際に、それまでの人生四十年の間に登っていた山は、六山であった。登山に熱中する前に登った日本百名山の数という点からすれば、多いというべきか、少ないというべきか。この中には、ファミリーハイキングで登った筑波山、あるいは観光旅行の途中に山頂に立ち寄った八幡平と岩木山が含まれており、一応の登山を経験した山は、至仏山、燧岳、大菩薩岳の三山であった。ともかく、このとぼしい経験から、私の日本百名山挑戦が始まった。
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(1996年4月15日 記載)
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