鳥海山

鳥海山

1992年8月16日 前夜発日帰り 単独行 晴

鳥海山 ちょうかいざん
 新山 しんざん(2236m) 測定点
七高山 しちこうざん(2230m) 一等三角点補点
  鳥海山(山形) 5万 吹浦、鳥海山 2.5万 鳥海山、小砂川

ガイド:アルペンガイド「東北の山」(山と渓谷社)、諸国名山案内 東北(山と渓谷社)、東北百名山(山と渓谷社)、日本百名山・登山ガイド上巻(山と渓谷社)、日本300名山ガイド東日本編(新ハイキング社)、一等三角点百名山(山と渓谷社)

8月15日(土) 23:10 新潟発=(R.7、鶴岡、酒田、吹浦、鳥海ブルーライン 経由) 8月16日(日)=3:10 鉾立駐車場  (車中泊)
4:50 発―6:10 御浜―6:55 千蛇谷分岐―7:55 山頂小屋―8:20 新山―8:30 発―8:50 山頂小屋―外輪山経由―12:05 御浜―13:10 鉾立駐車場

 鳥海山は、日本海にその裾野を洗う成層火山であり、秀麗な山容から出羽富士あるいは秋田富士と呼ばれている。北関東・東北では燧ヶ岳に次ぐ標高を持ち、山頂部は複式火山特有の変化に富んだ地形になり、花の山としても名高い。
 家族旅行から戻ってひと休みをし、その後で再び山に出かけた。鳥海ブルーラインは夜間の通行は無料であった。鉾立から御浜にかけては整備された道が続いた。御浜付近よりガスの中になり、一旦下り坂となり山頂が見えないため、コースに不安を覚えた。千蛇谷には雪渓が残り、山頂小屋まで苦しい登りになった。新山へは、大きな岩を伝い歩く急な登りとなり、証拠写真を取るのがやっとの狭い山頂へよじ登った。下りは別コースをとり、岩の中をくぐりぬけ、山頂小屋にもどることができた。山頂小屋から外輪山への登りの途中に雪渓から湧き出る水場があり、乾きを癒すことができた。外輪山の七高山からは、残雪をまとった新山の眺めが素晴らしかった。外輪山の下りは、高山植物を見ながらのプロムナードコースとなった。お盆の休暇中で大勢の登山客が登ってきており、御浜付近はお弁当を広げた人達で満員になっていた。

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