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甲武信ヶ岳

1993年5月22日 前夜発日帰り 単独行 晴

甲武信ヶ岳 こぶしがたけ(2475m)標高点 奥秩父(埼玉、山梨、長野) 5万 金峰山 2.5万 金峰山

ガイド:諸国名山案内 関東(山と渓谷社)、関東百名山(山と渓谷社)、東京周辺の山(山と渓谷社)、群馬の山歩き130選(上毛新聞社)、アルペンガイド「奥多摩・奥秩父・大菩薩」(山と渓谷社)、分県登山ガイド「埼玉県の山」、「山梨県の山」(山と渓谷社)、日本百名山登山ガイド上(山と渓谷社)、岳人カラーガイド「奥秩父・奥武蔵」(東京新聞出版社)、山と高原地図「奥秩父2」昭文社

5月21日(金) 20:00 新潟発=(関越道、藤岡、上信自動車道、佐久IC、R141、川上経由)
5月22日(土) =2:00 毛木平(十文字峠分岐)  (車中泊)
4:10 発―6:11 前回引き返し地点―6:13 信濃川水源地標―6:30 奥秩父主脈縦走路―6:49 甲武信芒x〜7:05 発―9:35 駐車場

 前回は途中断念となった甲武信ヶ岳に、1月後の雪が融けた頃、再度挑戦する。同じ道を快調に登る。前回は残雪でもがき苦しんだ沢沿いの道も気持ちの良いプロムナードコースに変っていた。前に引き返した地点から沢を離れて林の中を僅かに進んだ所に千曲川水源地標があった。凍った残雪が僅かに残る樹林帯を急登すると縦走路に出て、さらにガレ場を登るとようやく甲武信ヶ岳の山頂に立つことができた。曇空であったが、白い富士山が良く見え、かなたの金峰山まで続く縦走路が一望できた。山頂には、最近ではあまり見かけない大きなキスリングを背負った大学のワンゲル部が休憩していた。風が冷たく、写真を撮り終えてすぐに下山することにした。下山の途中、かなりの登山グループと出会った。
 上信自動車道が開通して、お金のことを考えなければ佐久方面に行きやすくなった。妙義SAは非常に広いにもかかわらず、日曜日には満員の盛況であった。東京方面からの下りでは高崎のだるま弁当、上りでは横川の峠の釜飯を売っており、釜飯を家族への土産に買い込んだ。鉄道のスピードアップと斜陽のため、買う機会の少なくなった駅弁であるが、新たな需要地を見つけたようである。

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