巻機山

巻機山

1991年9月7日  日帰り 単独行 雨のち晴れ

巻機山 まきはたやま(1967m) 標高点
割引山 われめきだけ(1931m) 一等三角点本点
牛ヶ岳 うしがたけ(1962m) 三等三角点
 三国山脈(新潟、群馬) 5万 越後湯沢  2.5万 巻機山

ガイド:新潟の山旅(新潟日報事業社)、新潟ファミリー登山(新潟日報事業社)、新潟50山(新潟日報事業社)、越後の山旅 下巻(富士波出版社)、東京周辺の山(山と渓谷社)、アルペンガイド「谷川岳・上越の山」(山と渓谷社)、諸国名山案内「上信越」(山と渓谷社)、日本百名山登山ガイド(山と渓谷社)、日本300名山ガイド東日本編(新ハイキング社)、一等三角点百名山(山と渓谷社)

9月6日(金) 21:08 新潟発=(関越道、六日町IC、R291 経由)=23:45 桜坂 (車中泊)
9月6日(土) 5:15 発―6:05 五合目・焼松―7:10 展望台―8:00 ニセ巻機―8:05 巻機避難小屋〜8:30 発―8:45 御機屋―9:15 割引岳―9:40 御機屋―10:15 牛ヵ岳―10:45 御機屋―11:30 発―11:45 巻機避難小屋―11:52 ニセ巻機―12:20 展望台―13:10 五合目・焼松―13:55 桜坂

 巻機山は、牛ヶ岳や割引山などと共に連峰を形成している。山名は、昔、村人が山中に機を織る美しい女神を見たという伝説に由来している。山頂付近はなだらかな草原が続き、懐には美しい沢を抱いており、女性的な山として人気が高い。そのため、山頂付近の登山道の荒れ地化が進行し、むしろを敷いてその上に種を撒き、緑を回復する試みが為されている。
 当初の予定では、割引沢を登る予定であった。夜半より雨となり、雨具を着ての出発となったため、井戸尾根の往復とした。途中で雨が上がったが、かなり滑る道となった。ニセ巻機近くで下山の単独行の登山者とすれ違った後は、山頂付近には誰もいなくなった。御機屋から割引岳への木道は滑り易く、結局、滑って尻に釘が刺さってしまった。牛ヵ岳付近の道はドロンコ状態となっていた。谷川岳方面の山の展望が良く、笹の尾根が遥かに続いていき、そのまま先に歩いて行きたくなった。下山にかかってから多くの登山客とすれ違うようになった。中にはそうとうにバテて山頂まで登れるのか疑問な者もいた。車に戻ると、係員がよってきて駐車料金として、500円徴収された。桜坂の駐車場はかなりの広さがあったが、日曜にはいっぱいになるとのことだった。

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