会津駒ヶ岳

会津駒ヶ岳

1992年5月30日 前夜発 単独行 曇のち雨

会津駒ヶ岳 あいずこまがたけ(2133m) 一等三角点本点 南会津(福島) 5万 檜枝岐、燧ヶ岳 2.5万 会津駒ヶ岳、檜枝岐、燧ヶ岳

ガイド:アルペンガイド「尾瀬」(山と渓谷社)、ふくしまの山50(歴史春秋社)、福島県の山(山と渓谷社)、東北百名山(山と渓谷社)、諸国名山案内「関東」(山と渓谷社)、日本百名山・登山ガイド上巻(山と渓谷社)、日本300名山ガイド東日本編(新ハイキング社)

5月29日(金) 19:45 新潟発=(R.49、会津若松、R.118、湯野上温泉、R.121、田島、R.289、南郷、R.401、R.352、檜枝岐 経由)=11:45 駒ヶ岳登山口林道終点 (車中泊)
5月30日(土) 4:15 発―5:15 水場―6:25 駒ノ小屋―6:35 駒ヶ岳―7:45 水場―8:40 林道終点=(檜枝岐、R.352、R.401、南郷、R.299、只見、R.252、小出IC、関越道 経由)

 会津駒ヶ岳は、山頂に広がる湿原とそこに咲く花のために、全国の駒ヶ岳の中でもトップクラスの人気のある山になっている。山名は、駒形に由来しているが、この山では黒馬が現われるという。
 昔、高校の頃、尾瀬の帰りに会津駒ヶ岳に登ろうとして七入に泊ったことがあった。その時は体力に自信が無く、登山は断念して、バスを乗り次いで一日がかりで東京まで戻ったことがある。20余年の懸案であった山への再挑戦ということになった。前夜の内に登山口に入り、車中で野宿するが、夜中の山奥は何か不気味な感じがした。夜明けと同時に出発し、ブナ林の中の急な登りを続けた。水場の上より残雪歩きとなった。見通しの良い林で、テープも多く結ばれているため、トレースをたどるのに難しさはなかった。頂上はガスで、風も強く、中門岳は諦めた。駒ノ小屋には2名の泊り客がおり、小屋番もいたようであった。雪の上を走るように下ることができ、あっという間に下山してしまった。下りの途中で30人程の登山者に出合った。下山後雨となり、檜枝村の公衆浴場で朝風呂に入りながら、今頃は歩くのが大変だろうと思った。

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