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大平山、晃石山

1995年2月12日 日帰り 単独行 晴

大平山 おおひらさん(343m)
晃石山 てるいしやま(419m) 一等三角点本点 安蘇山塊(栃木) 5万 栃木 2.5万 栃木

ガイド:関東百名山(山と渓谷社)


2月12日(日) 6:21 新潟発=(上越新幹線)=7:53 高崎着=8:05 発=(両毛線)=9:28 大平下〜9:35 発―9:47 客人神社―10:18 謙信平―10:22 大平神社―10:35 大平山―10:49 ぐみの木峠―11:07 晃石神社―11:10 晃石山〜11:27 発―11:29 晃石神社―11:48 清水寺―12:40 大平下=13:13 発=(両毛線)=14:44 高崎=15:30 発=16:55 新潟着

 大平山と晃石山は、両毛線あるいは東武線から眺めることのできる、尾根続きの山である。大平神社のある大平山の方が有名であり、東武鉄道も、大平山ハイキングコースというパンフレットを作って宣伝につとめている。山としては、晃石山の方が立派な山頂部をもっており、一等三角点本点が置かれている。
 昨日は、東日本JRの土日2日間乗り放題のハートランドフリー切符を使って伊豆ヶ岳に登った。日曜にも切符が使えるため、車では遠く感じられる晃石山に出かけることにした。大平下駅が近付くと、車窓の左手にすぐにそれと判る大平山と晃石山の連なりが目に飛び込んできた。駅を出ると、関東ふれあいの道という標識が立っていた。今回のハイキングコースは、この遊歩道とかなりの部分が重なっていた。客人神社から少し進んだところから、大平山の参道になった。石段が続くが、昔からのものとあっては文句は言えず、ひたすら登るしかなかった。車道を横断した後に、緩やかに登山道を登っていくと、茶屋が立ち並んだ謙信平に到着した。ここからの関東平野の展望は、陸の松島として有名であるということであるが、春めいた日で、ブドウ園のビニールハウスが白く光っている他は、遠くの風景は霞でかすんでいた。大平山神社の建物の並びの右手に、大平山への登山道の入口があった。富士浅間神社が祭られた大平山山頂は、見晴しは無く、そのまま先に進んだ。尾根沿いの道は、雑木林に囲まれた気持ちの良い道て、日だまりハイクという言葉が似合っていた。晃石山の山頂までもう少しという所で、尾根通しの道が分れた、広いほうの道を行くと、晃石神社に出て、ここから晃石山の山頂までは、急ではあるが僅かな登りであった。狭い山頂には、祠と一等三角点が置かれていた。木はそれほど茂ってはいなかったが、陽気のせいで遠くを眺めることはできなかった。晃石山から清水寺への下りは、急坂であった。遊歩道として整備されたらしいが、すでに荒れ果てて、登山の心構えが必要な道になっていた。清水寺からは、大平下駅を示す自然歩道の標識に従って歩いたが、田舎道を選んでジグザグにコースを採っているため、大回りをしているようであった。駅に出るだけならば、清水寺からぶどう団地をつっきって両毛線沿いの車道に出た方が早かったようであった。

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