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女神山、花塚山

1994年12月29日 日帰り 単独行 晴

女神山 めがみやま(599m) 一等三角点補点 阿武隈山地(福島) 5万 保原 2.5万 月館
ガイド:福島県の山(山と渓谷社)、ふくしまの山50(歴史春秋社)、一等三角点の名山100(新ハイキング社)

花塚山 はなつかやま(919m) 二等三角点 5万 川俣 2.5万 飯樋、萩平

ガイド:福島県の山(山と渓谷社)、ふくしまの山50(歴史春秋社)、アルペンガイド「奥日光・足尾・那須」(山と渓谷社)

12月29日(木) 5:15 新潟発=(R.49、会津坂下IC、磐越自動車道、東北自動車道 福島西IC、R115、R.4、R.114、十二社 経由)=9:05 障子バス停〜9:13 発―9:23 女神山登山口―10:00 女神山〜10:10 発―10:34 女神山登山口―10:45 障子バス停=(十二社、R.114、川俣町、飯坂 経由)=11:28 花塚の里〜11:35 発―11:45 花塚山登山口―11:46 あづまや―12:15 峠の森分岐―12:28 比曽根(鞍部)―12:40 花塚台―12:53 花塚山〜13:00 発―13:13 花塚の里分岐―13:26 花塚山登山口―13:36 花塚の里=(往路を戻る)=18:10 新潟

 女神山は、小さな里山であるが、伝説の多い山である。飛鳥時代の崇峻天皇の妃だった小手姫は、豪族の争いでこの地に落ちのびた息子の後を追って来て。会うことはかなわなかったが、この地に養蚕と絹織物の技術をもたらしたという。かつて、近郷の川俣町は、絹織物の町として、特産の羽二重の名前を海外にまで知らしめていたというが、かつての繁栄のなごりとして、現在でも山頂には、小手姫神社が祭られて崇められている。
 花塚山は、湯殿山と同様のご利益があるという花塚山大権現がまつられた山岳信仰の山である。名前の由来は、山麓に放鹿(はなしか)神社があり、はなづかとなまって、花塚山になったといわれている。
 今年最後の山行になった。年末の帰省による交通渋滞の心配の無い阿武隈の山に出かけることにした。気象状態は、前夜に前線が通過し、徐々に冬型が強まるといったものであった。路面に雪は無く、順調に東北自動車道を北上したが、福島で一般道に下りると、路面に数センチの積雪が現われた。R.114を川俣町に向かう途中、凍結した路面で横向きになった車がいて、渋滞に巻き込まれた。昨年の霊山でもそうであったが、福島付近は、安達太良山を越してきた雪雲の通り道になっているのか、雪が多いようである。女神山の登山口は、R.114から月館に向かうバス路線沿いにあるはずであった。月館への標識に従って車を走らせたが、道が狭くて不安になった。このバス路線は、日に3便の超ローカル線であった。障子バス停の前に、女神山登山口という標注が立っているのを見つけてホットした。登山口へは、車道がさらに続いていたが、路面が凍結していたため、バス停から歩くことにした。月宮神社に向かって歩いていくと、前方に女神山がおむすび形に盛り上がっているのが目に飛び込んできた。登山口は、月宮神社から少し歩いた所にあり、大きな説明板があり、付近には車の駐車スペースもあった。登山道は、桑畑の中の道で始まった。ひと登りした所で、車道を横断すると、杉林の登りになり、稜線上に出ると雑木林が広がるようになった。山頂付近でも積雪は2ー3センチしかなく、林で風が遮られるのか暖かく感じた。女神山の山頂には石がころがり、一段下がった広場の真ん中に一等三角点があった。最高点と一等三角点の間には2ー3メートルの差がありそうだった。頂上からは、雪雲に覆われた安達太良山と霊山の眺めが印象的であった。落葉の積もった急斜面を滑らないように下ると、直に車に戻ることができた。昼になって路面の氷はすっかり消えており、次の山に向かうことにした。
 阿武隈山地の山は、登山口にたどり着くことが、最大の難関となるが、花塚山は、登山口となる峠の森自然公園と花塚の里の標識がはっきりと出されていた。ひと気の無い花塚の里の駐車場から歩き出した。フィールドアスレチック用の遊具の並んだ公園の中を登っていくと、登山口の案内があった。右前方を向いた矢印を直進と思って歩き出した登山道は、しだいに左に向かうようになった。ひと登りした所のあずまやから、道は一旦下りになり、道を間違えたことに気が付いた。下りに歩くつもりであった周遊コースに入り込んでしまったようだが、良く整備された道なので、このまま歩いていくことにした。山に向かって登っていくと、鞍部に出て、花塚山への標識も現われて、ひと安心した。花塚台からは、大きな岩の間をぬうように歩く所もあった。積雪は僅かであったが、風が冷たく、道が凍っている所もあって、ストックがたよりになった。花塚山の頂上は、木立がかぶり気味であったが、東には太平洋を眺めることができた。花塚台の手前から、花塚の里への道が下っていた。一気に高度を下げると、登山口の標識の脇にある神社の裏手に出た。予期せぬ逆回りになってしまった。

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