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菱ヶ岳

1993年9月15日 日帰り 家族 曇り

菱ヶ岳 ひしがたけ (1129.1m) 一等三角点補点 上越(新潟) 5万 高田東部、松之山温泉 2.5万 柳島、松之山

ガイド:新潟の山旅(新潟日報事業社)、新潟ファミリー登山(新潟日報事業社)、新潟50山(新潟日報事業社)、越後の山旅(藤波出版)、一等三角点の名山100(新ハイキング社)

9月15日(水) 7:30 新潟発=10:10 グリーンパーク―10:50 ロープウェイ山頂駅〜11:00 発―11:30 山頂〜12:20 発―13:08 林道登山口―14:17 グリーンパーク=18:00 新潟

 菱ヶ岳は、かつては女人禁制の山で、山頂には薬師三尊が祭られている。豪雪地帯で町起こしに力をそそぐ安塚町の観光の拠点であり、山の麓にはキャンプ場やスキー場(キューピットバレー)が広がる。1等三角点の山として、「1等三角点の名山100」にも取り上げられている。
 前夜は雨であったが、移動生の高気圧におおわれて晴れになるとの天気予報で、家族ハイキングに出かけることにした。薄雲におおわれているが、晴れとなり天気予報は当たった。スキーで馴染みのキューピットバレーまでは、迷うことなく着いたが、スキー場の脇を登って行く林道は進入禁止となっており、グリーンパークへ登る道が判らない。看板のイラストマップをみて、道の見当をつけた。センターの2本(1本目は、バンガロー村へ進む道らしい)手前の道を山に向かって左に曲り、わらぶきの農家の立ち並ぶ集落を通り越すとスキー場の脇に沿って登る道となって、グリーンパークにたどり着いた。すでに閉っているロッジの前の広場に車をとめて、登山道を登りだした。冬の初心者スキーコースに沿っての登りであるが、歩くと傾斜はきつく、汗がふきだした。米山や黒姫山の広々とした展望が広がっているが、妻と子供2人は息も荒く、遅れがちに登ってきた。ようやくロープウェイ山頂駅に到着し、ひと休憩。スキーゲレンデから林の中に入ると沢沿いの道となり、最後の坂を頑張ると山頂に到着した。山頂はガスがかかって、展望はきかなかった。5グループ程があがってきていたが、1等三角点に人気があり、写真撮影をしていた。下りはかなりの急斜面となり、運動靴の3人にとっては滑りやすい歩きにくい道であった。ミズバショウの目立つ小川沿いの平部に出て、再び急坂を降りると舗装されて林道に出た。林道を歩き、途中ゲレンデに入り込んで、近道か遠回りをしてグリーンパークに戻った。雪だるま温泉(600円)に入浴後帰宅。家族で良い運動をした。

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