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1993年3月6日 日帰り 単独行 晴
荒船山 あらふねやま(経塚山 きょうづかやま 1423m)二等三角点 西上州(群馬、長野) 5万 御代田 2.5万 荒船山、信濃田口
ガイド:諸国名山案内 関東(山と渓谷社)、関東百名山(山と渓谷社)、東京周辺の山(山と渓谷社)、群馬の山歩き130選(上毛新聞社)
3月6日(土) 4:00 新潟発=(関越道 藤岡IC R.252 下仁田 経由) 初谷の先の254号線から下ってくる車道との交差点近くの道路脇に駐車=9:20 発―9:52 荒船不動尊着―10:23 星尾峠―10:44 行塚山―11:30 トモ岩〜11:55 発―13:15 内山峠―14:20 駐車場
荒船山は、赤城山、榛名山、妙義山と有名な山々が車窓から飛び込んでくる上越線の高崎付近にあっても、西のかなたに、航空母艦を思わせる特有な姿を一際目立せ、少しでも山に関心を持つものはその名前を知り、登りたく思わせる山である。200名山に選ばれているのも当然なことに思われる。
春を待ちかねて、雪の少ないと思われる西上州の山に出かける。藤岡ICからの上信自動車道が開通する1月前のことで、一般道を走る。内山峠では、荒船山が頭上に聳えてくる。適当な駐車場が無いため、路肩に駐車して歩きだす。荒船不動尊への林道には、しだいに残雪が氷ついた所が多くなり、自動車の進入は困難なものになった。荒船不動尊の下は、水が溢れて氷の池になっていた。その先から、残雪に付いたトレースの中の登りとなった。経塚山への登りは極めて急で、しかも氷の滑り台となっており、道脇のササこぎで山頂にはいのぼる。三角点のある山頂からは、西上州特有の岩山がそこかしこに眺められた。アイゼンを持ってこなかったことを後悔しながら、なんとかストックとササを頼りに急斜面を下り、トモ岩への分岐に戻る。荒船山の山頂の台地はササ原が広がっており、残雪のトレースを快適に進む。トモ岩は、高さ200m、幅500mの絶壁となっており、遥か眼下にR.252の国道が眺められ、目の前に雪をかぶった浅間山と、その周辺の、黒班山、籠ノ登山、鼻曲山といった山々の展望が広がり、まさに鳥瞰図といった感があった。誰もいない山頂で、絶壁のはじに腰をおろし、食事をとりながら、心ゆくまで風景を楽しんだ。内山峠への下りは、所々凍結して滑りやすくなっていたが、ストックの補助でそれほど問題なく歩くことができた。この山行では、1名の登山者に会ったのみであった。帰りは、国道が混雑し、高速道路にのるまでがひと苦労であった。
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