荒沢岳

荒沢岳

1992年10月17日 日帰り 単独行 曇

荒沢岳 あらさわだけ(1969m) 二等三角点 越後三山周辺(新潟) 5万 八海山 2.5万 奥只見湖

ガイド:新潟の山旅(新潟日報社)、新潟50山(新潟日報社)、アルペンガイド「谷川岳・上越の山」(山と渓谷社)、東京周辺の山(山と渓谷社)、諸国名山案内 上信越(山と渓谷社)、山と高原地図「越後三山」(昭文社)

10月17日(土) 4:30 新潟発=6:00 銀山平―8:00 前倉取り付き―9:40 荒沢岳〜10:40 発―14:08 銀山平

 荒沢岳は、そのとがった頭が、平ヶ岳や駒ヶ岳等から眺められ、印象に残る山である。深田百名山の後書きにおいて、おしくも落選組として荒沢岳は名前が挙げられ、日本200名山には選ばれている。しかし、300名山にもれたのはいかなる理由であろうか。途中の岩場通過の鎖場でも知られ、登りがいのある山という感じがある。
 銀山平の荒沢岳登山口の前の空き地に車をとめ、雨上がりの登山道を歩き始めた。道には盛りを過ぎた紅葉が落葉としてつもり、先週の雨飾山とは異なり静かなしっとりした山旅となった。初めは尾根をゆるやかに登っていくが、鎖場とはしごを通過すると前倉に到着した。岩壁が前を塞いでおり、その後に荒沢岳の山頂が聳えていた。前倉の下をトラバースしてから鎖場の連続となったが、どれくらいの鎖があったのかは判らなくなった。尾根にでてからは、急な登りが始ったが、ササが蔽い被さっており歩きづらかった。だれもいない頂上からは、駒ヶ岳から中ノ岳にかけての稜線が目の前に広がっていた。数グループが入山していたのみであった。

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