田代山、帝釈山

田代山、帝釈山

1992年8月1日 前夜発日帰り 単独行 曇

田代山 たしろやま(1926m) 標高点
帝釈山 たいしゃくざん(2060m) 二等三角点
  南会津(福島、栃木) 5万 川治、燧ヶ岳 2.5万 湯ノ花、湯西川、帝釈山

ガイド:アルペンガイド「尾瀬」(山と渓谷社)、諸国名山案内 関東(山と渓谷社)、福島県の山(山と渓谷社)、ふくしまの山50(歴史春秋社)、日本300名山ガイド東日本編(新ハイキング社)

7月31日(金) 19:00 新潟発=(関越道、小出IC、R352、只見シルバーライン、R352、鷹ノ巣 経由)=22:40 平ヶ岳登山口  (車中泊)
8月1日(土) 5:20 発=(R352、檜枝岐、湯ノ花温泉、田代山林道 経由)=7:20 田代山登山口―7:35 発―8:25 小田代―8:40 田代山―9:55 帝釈山―10:10 発―11:25 田代山―13:00 発―13:40 田代山登山口

 田代山は、山頂に高層湿原が広がり、名前の由来になっている。また、帝釈山は、太平洋側と日本海側の分水嶺になっている帝釈山脈の最高峰であるが、隣に登山者の人気の高い田代山があるため、そのついでに登られることが多いようである。
 平ヶ岳登山の予定で前夜に登山口に入ったが、雨となり、4:00に時間切れで断念した。車中でひと眠りしていると雨があがってきたので、予定を田代山に変更した。昔は悪路で車の通行は到底無理であった道は、完全舗装の道に変っており、裏燧まで一日がかりであった所を数10分で通り抜けてしまった。田代山登山口に到着した時には雨は止んでいた。田代山の湿原は、近いせいもあり尾瀬と似た感じがした。木道を歩いて行くと、新しく立て代えられた避難小屋の太子堂が立っていた。中を覗くと、中央に仏像が安置されており、一夜をこの小屋で過ごすのは不気味で勇気が要りそうな感じがした。この先は、倒木の目立つやや荒れた道になった。たどりついた帝釈山山頂からは、見晴しは効くが、下に林道が迫っており、あまり特徴の無い山であった。戻る途中の鞍部で、倒木を避けて歩いている内に、登山道から外れ、一瞬コースが判らなくなって焦るひと幕もあった。大勢の登山客で賑わう田代山で、ニッコウキスゲの花に囲まれて昼食を食べた後に下山した。湯ノ花温泉の公衆浴場で入浴後、帰宅した。

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