猫魔ヶ岳

猫魔ヶ岳

1991年6月15日 猫魔ヶ岳 日帰り 単独行 晴れ

猫魔ヶ岳 ねこまがたけ(1404m) 一等三角点補点 会津磐梯山(福島) 5万 磐梯山 2.5万 磐梯山

ガイド:アルペンガイド「東北の山」(山と渓谷社)、岳人カラーガイド「東北の山」(東京新聞出版)、ふくしまの山50(歴史春秋社)、福島県の山(山と渓谷社)、一等三角点の名山100(新ハイキング社)、東北百名山(山と渓谷社)

6月15日(土) 6:20 新潟発=(R.49、会津坂下、R.121 経由)=9:30 雄国沼駐車場―9:50 雄国小屋―10:50 猫石―11:20 猫魔ヶ岳―11:40 猫石〜12:30 発―13:10 雄国小屋―13:40 木道―14:10 駐車場

 猫魔ヶ岳は、会津磐梯山の西に猫魔八方台で接しており、カルデラ湖の雄国沼の外輪山である。昔、化け猫住みついて人を食べたという伝説より名付けられている。ふもとの雄国沼は、湿原にミズバショウやニッコウキスゲが咲き、ミニ尾瀬といった風景が楽しめるため、ハイカーで賑わっている。しかし、北面はスキー場になり、これ以上の自然保護が進まないことを祈るばかりである。
 ガイドブックの東北の山を見て、とにかく登れそうなところから登山を始めることにする。道路地図をたよりたどりついた雄国沼駐車場の眼下には、雄国沼が広がり、あまり知られていないこのような素晴らしい眺めもあるのかと楽しくなる。沼を半周してから始る猫石への登りは、急に感じた。猫石で展望が開けたが、一旦道は下りになり、汗をかきかきようやく頂上にたどり着いた。猫魔ヶ岳の頂上からの雄国沼、磐梯山の眺めに心を打たれるものがあった。往路を戻り、猫石で風景を楽しみながら昼食をとる。下りで膝が痛くなり、足を引き摺りながら雄国沼に戻る。雄国沼の湿原のニッコウキスゲの盛りは、もう少し先であった。数グループの登山者に会った。

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