熊堂山

熊堂山


【日時】 2020年8月15日(土)
【メンバー】 単独行
【天候】 曇り

【山域】 加茂丘陵
【山名・よみ・標高・三角点・県名】
 熊堂山・くまどうやま・160m・なし・新潟県
【地形図 20万/5万/2.5万】 新潟/加茂/森町
【コース】 大浦小学校より
【ガイド】 なし

【時間記録】 6:00 新潟発=(R.49、R.403、三条、R.289 経由)=7:15 大浦小学校口〜7:30 発―7:57 熊堂山〜8:03 発―8:12 馬場林道登山口〜8:42 発―8:54 熊堂山―9:13 大浦小学校=(往路を戻る)=10:30 新潟着
 新津から見附にかけて南北に丘陵地帯が連なり、新潟平野の東の縁を形作っている。熊堂山と上ノ山は、R.290とR.289の合流地点の五十嵐川左岸にある山である。熊堂山には、大浦小学校を起点とした登山道が整備されている。

 雨の予報が出たので、登山道が整備されている低山ということで熊堂山に出かけることにした。この山は、2000年12月に訪れてはいるものの、大浦小学校を起点として整備された登山道自体は歩いていない。
 朝は、雲が垂れ込める空模様になった。車を走らせていると、遠くの空の黒雲から筋が落ちてその下は雨になっているようであったが、幸い雨に合わずに登山口に到着できた。
 大浦小学校の道路に面した駐車場には、「熊堂山の不思議なるほどマップ」や「熊堂山サバイバルマップ」と題した説明版が置かれていた。二本の登山道が整備されており周回できることや、早春の花を楽しめることが、この説明板から判った。熊堂山の名前が、「昔、和歌山県の熊野神社から神様を分けてもらい、山頂にお堂を建てました。そこから熊野神社のお堂のある山→熊堂山になったらしい」とも書かれていた。大浦小学校近くの山裾部には熊野神社があり、そこが里宮になっているようである。
 大浦小学校裏手のプールの脇をかすめて山に向かうと、幅広の刈払い道があり、ここが登山口であった。その先には「緑と水の総合治山事業」という案内板が置かれていたが、ここに書かれている登山道は、現在のものとは異なっていた。
 幅広の道を登りだすと、すぐに普通の山道幅となり、ひと登りすると二手に分かれた。とりあえず、西コースと東コースと呼ぶことにしよう。両者を歩いて判ったことだが、西コースは山頂への直登コースで急登が続く。それに対し東コースは大きく迂回するので体力的には楽でああった。
 西コースに向かうと、杉林の広がる尾根沿いの登りになった。登山道は、階段状に整備されていた。下部は階段の板が古びていたが、上部では新しく補修されていた。中間地点には小さな石の祠が置かれていた。山中に入ると藪蚊が多く、たちまち何か所も刺されて虫除けを体に振りかけることになった。この時期の低山は、それなりに厳しいものがある。
 到着した熊堂山の山頂は木立に囲まれた小広場になっており、その中央に石の祠が置かれていた。蜘蛛の巣だらけになっていたので、写真撮影の前に掃除をする必要があった。広場の隅には他にも宗教的遺構の跡のような石が転がっていた。「馬場林道へ」という新しい案内板が置かれており、西の方向へ山道が続いていた。
 上ノ山へ向かって尾根を下っていくと、道は左に外れて下っていった。上ノ山に向かって尾根沿いに進もうとしたが、藪がうるさかった。地形図上では、上ノ山のすぐ近くを林道が通っている。山頂から馬場林道へ下り、林道経由でアプローチした方が藪漕ぎは少なくてすむと考えた。
 山頂に戻って馬場林道への道に進んだ。新しく開かれた道のようで、道型が判り難いところもあったが、テープが連続的に取り付けられていた。幅広の斜面から尾根道に変わると、林道に下り立つことができた。馬場林道は、車の走行に問題のない舗装道路であった。名前のように北にある馬場集落から上がってきているのであろう。
 林道歩きを続け、北に向かって林道が分かれるはずの地点まで進んだのだが、真っ直ぐ下っていく道しかなかった。地形図では、ここまでと上ノ山方面への道は二本線、ま真っ直ぐ下っていく道は一本線で描かれている。伐採作業のために開かれた道であろうが、まさか二本線の道の方が無くなっているとは予想していなかった。上ノ山は、いずれの機会にということで、熊堂山へと引き返した。
 熊堂山の山頂に戻って、改めて東コースからの下山を開始した。尾根沿いに少し下った所で、左に方向を変えて急坂を下ると、台地の歩きになった。春先には花が多そうな感じであった。半時計回りに下っていくと、西コースとの分岐に戻ることができた。体力的には、東コースから登って西コースを下るのが楽なような感じであった。もっとも、上ノ山と合わせて登るのなら、熊野神社から鞍部へ通じるルートを利用することになろう。春先の藪漕ぎの楽な時期に改めて訪れることにしよう。

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