櫛形山

櫛形山


【日時】 2019年9月14日(土) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 晴

【山域】 櫛形山脈
【山名・よみ・標高・三角点・県名】
 櫛形山・くしがたやま・568.0m・二等三角点・新潟県
【地形図 20万/5万/2.5万】 村上/中条/中条
【コース】 森林公園より周回
【ガイド】 なし

【時間記録】 5:45 新潟=(R.7、中条 経由)=6:25 森林公園〜6:45 発―7:31 市の沢城跡―7:50 大沢駐車場分岐―8:27 櫛形山〜8:37 発―9:01 大沢駐車場分岐―9:18 古峯神石碑―9:32 森林公園=(往路を戻る)=10:50 新潟
 櫛形山脈は、2万5千分の1地形図に書かれているうちで最も小さい山脈として知られている。櫛形山は、山脈の最高峰で盟主の立場にあるが、登山者の人気では、大峰山に負けている。櫛形山の山頂付近には美しいブナ林が広がり、飯豊連峰も展望でき、楽しめる山である。

 近場の山ということで櫛形山に出かけた。森林公園に到着すると、キャンプ客が数組いてテントやターブが張られていた。キャンプというのは、アウトドア用品を楽しむもので、自然は二の次になっているのではないだろうか。
 いつものように要害山コースから歩き出した。尾根上に出た所の脇にあった東屋は解体されて木材が積まれていた。このコースは小さなピークの乗り越しが多いのが辛い。風が無く蒸し暑く、大汗を流しながらの登りになった。堀切跡を越して長めの急坂を終えると、市の沢城跡に到着する。日本海方面の展望が広がっているが、靄って遠望は閉ざされていた。
 一旦緩やかになった尾根を辿った後に急登を終えると大沢駐車場との分岐になる。下山はこの道に進むことにした。緩やかな登りを続けていくと、小広場に到着する。以前は市の沢からの道が上がってきていたが、現在は藪に帰っている。この先で縦走路に出るが、合流点の540mピークには登らない迂回路が設けられていた。櫛形山の山頂到着手前では、ブナ林の撮影のために足が止まった。ここのブナ林は、四季折々に美しい。また、今回の目的であった上荒沢方面からの登山道の分岐も確認することができ、今後の課題となった。
 櫛形山の山頂では、先客が三人いておしゃべりをしていたため、早々に退散した。飯豊方面の眺めも雲に隠されていた。
 下山は、来た道を一旦戻ってから大沢駐車場方面へ下り、山の神登山口へ向かうつもりであった。尾根の末端付近で、大沢駐車場方面への道と分かれて新しい道が付けられていた。泥斜面に付けられたステップに助けられて急坂を下ると、山の神登山口に向かうトラバース道に出ることができた。脇には古峯神の石碑が置かれていた。尾根の下方に向かっても道が続いていたので、これを下ることにした。山の神登山口に通じる林道と平行する尾根を下っていくと、最後は林道入口に下り立って森林公園に戻ることができた。
 森林公園から歩き出す際には、コース選択の幅が広がって、どのように歩くか迷うことになる。

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