金毘羅山

金毘羅山


【日時】 2020年8月8日(土) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 雨

【山域】 新津丘陵
【山名・よみ・標高・三角点・県名】
 金比羅山・こんぴらやま・133.9m・三等三角点・新潟県
【地形図 20万/5万/2.5万】 新潟/新津/村松
【コース】 五泉市森林公園駐車場より
【ガイド】 なし

【時間記録】 9:05 新潟発=(R.49、茅野山IC、R.403、金津、丸田 経由)=9:45 五泉市森林公園駐車場〜9:50 発―10:27 金比羅山―10:51 五泉市森林公園駐車場=(往路を戻る)=11:40 新潟
 金比羅山は、新津市と五泉市の境界に位置し、新津丘陵を横断する県道白根安田線に接する山である。東斜面一帯には、五泉市森林公園として遊歩道が整備され、山頂には、その名前と関係した琴平社が置かれている。

 お盆休みの開始になったが、日本海側前線が延びて雨でのスタートになった。本降りの雨になっていたが、車を動かす用事があったので、近場の山で軽い歩きを行いに金毘羅山に出かけた。
 五泉市森林公園駐車場に到着すると数台の車が停められていたが、これは公園内にある陶芸教室の訪問者のようであった。すぐ近くの菩提寺山と異なり、金毘羅山を歩く登山者はごく少ないようである。雨は少し小降りになって、雨の装備を整えれば問題なく歩ける状態になってくれた。
 いつものように時計回りに歩くことにした。池の畔を歩いて入口方向に向かい、坂を少し下った所から遊歩道が始まっている。丸太の階段登りが続き、それなりに体力を使う。法面近くの遊歩道が崩れたようで、少し内側に付け直されていた。尾根上に出ると、アップ・ダウンを繰り返すようになる。上がってきた車道への連絡道を過ぎると、左手に砕石所が迫ってくるが草木に隠されており、遊歩道を歩いている限りは自然度の高い林が広がっているように感じる。
 東屋からの道が合わさる所で、山頂方面への道は立ち入り禁止の赤布が張られていた。2017年に歩いた時からこの標識は置かれているが、丸太階段が崩れている所があるものの登山道レベルとしては問題なく歩ける状態であることが確認できているので先に進んだ。
 高まりを一つ越すと急坂になって、それを越すと金毘羅山の山頂に到着する。山頂の狭い広場には、鳥居と琴平社の祠、三角点が置かれているが、木立に囲まれて展望は閉ざされている。山頂から登ってきた遊歩道の降り口に立ち入り禁止の標識が置かれている。公園の駐車スペース脇には森林公園散策マップの看板が立てられており、本当に通行止めにしたいのなら、看板の通行止め区間にバツ印でも付けておくべきであろう。
 金毘羅山から東に向かう下りは急で、階段に加え鎖も取り付けられた柵も設けられている。急坂を下ると、後は緩やかな下りに変わる。谷間に下ると、東屋の休憩小屋Bへの道が分かれる。その先で沢沿いに出ると、ほどなく駐車場に戻ることができる。
 金毘羅山は、雨の日の最終選択の山として出かけることが多いが、歩けばそれなりに楽しむことができる。

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