秋葉山

秋葉山


【日時】 2020年7月26日(日) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 雨

【山域】 飯豊連峰周辺
【山名・よみ・標高・三角点・県名】 
 秋葉山・あきばやま・100m・なし(96.0m・三等三角点)・新潟県
【地形図 20万/5万/2.5万】 村上/小国/越後下関、安角
【コース】 土沢より
【ガイド】 なし

【時間記録】 5:50 新潟=(R.7、中条、R.290 経由)=6:50 土沢〜6:55 発―7:00 登山口―7:13 神社―7:18 三角点―7:24 神社―7:36 登山口―7:42 土沢=(往路を戻る)=8:50 新潟
 秋葉山は、荒川左岸のR.113とR.290の合流点近くにある丘陵地のいちピークである。山頂にはお堂が置かれ、山道が続いている。

 家を出て車を走らせていると、本降りの雨となった。本命の山は諦めておまけの山と考えていた秋葉山に向かうことにした。秋葉山の登山口付近は農道のため、少し離れたところに車を停めて歩き出した。
 秋葉山のお堂までは地図にも破線が記されており、登山口へは容易に辿りつくことができる。以前は荒れた林道が延びていたのだが、身の丈を越える夏草が茂っており、林道跡というのも判り難くなっていた。草を掻き分けながら進んでいくと砂防ダムの堰堤が現れた。右側に堰堤を乗り越すと、山道が続くようになったので、ひと安心となった。
 砂防ダムの奥の台地に出ると、再び身の丈を越す藪となった。足元に道の痕跡を探して先に進むことになった。思わない雨の中の藪漕ぎになり、頭から水しぶきを被ることになって、たちまちずぶ濡れになってしまった。幸い夏草の藪もそれほど長い距離ではなく、杉林に入るとはっきりした山道を辿ることになった。
 杉林の中を登っていくと草地の広場に出て、その奥にお堂が現れた。屋根は苔むしていたが、建物自体は傷んではいなかった。お堂の脇には、古峯神社と湯殿山と書かれた石碑が置かれていた。
 お堂の下の広場から林道跡を歩いて三角点に向かった。先回登った2000年11月の時は、林道の工事で土を掘り返した状態であったが、草に覆われて放棄状態の林道になっていた。緩やかに下っていくと三角点近くとなり、林道脇の笹原に足を踏み入れた。GPSの助けをかりながら笹を掻き分けていくと、三角点を見つけることができた。林道脇が工事によってか少し高くなっており、盲点になっていた。先回の三角点探しは、GPSはまだ持っておらず地図頼りであったので失敗に終わったが、これですっきりした。
 秋葉山は、予想していなかった藪漕ぎになり、体も濡れきってしまったので、この日の山歩きは充分ということで家に帰ることになった。


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