五十公野山

五十公野山


【日時】 2020年6月14日(日) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 晴 

【山域】 新発田
【山名・よみ・標高・三角点・県名】 
 五十公野山・いみじのやま・86m・無し・新潟県
【地形図 20万/5万/2.5万】 新潟/新発田/新発田
【コース】 五十公野公園駐車場より
【ガイド】 無し

【時間記録】 5:50 新潟=(R.7 経由)=6:25 五十公野公園駐車場〜6:42 発―7:49 五十公野山―8:34 五十公野公園駐車場=(往路を戻る)=9:10 新潟
 五十公野山は、新発田の東の五十公野と呼ばれる田園地帯の中に頭を持ち上げた丘陵地をさす。特定のピークをさす名前ではないが、一般的には西端の石井神社が置かれた岩井戸山が五十公野山とされるようである。

 土曜日の雨の中の山歩きの後家に戻ってきていたが、日曜日の午前中は天気がもつという。軽い歩きということで、家から近いにもかかわらずまだ訪れたことのない五十公野山に出かけることにした。
 早朝に目が覚めたのでそのまま家を出たが、五十公野公園駐車場に到着してみると、沢山の車が停められており、ウォーキングの人で賑わっていた。
 公園内には、網の目のように遊歩道が張りめぐらされており、どのように歩いたらよいか迷ってしまう。少しでも登山コースに近づくように、池の北側から52m標高点、80.1m三角点を経て、86m標高点の岩井戸山まで稜線伝いに歩くことにした。
 池の周囲はウォーキングの人々で賑わっていたが、52m標高点への遊歩道に入ると、出会う人もまれになった。小さなアップダウンを繰り返しながら稜線伝いに公園の外周部を進んでいくと、遊歩道脇に三角点が現れた。三等三角点で点名は「高債」となっている。
 一旦下っていくと、墓地になった谷間に出た。ここから下って行けば池の南に戻ることができるはずで、岩井戸山から戻ってきたところで進むことにした。
 ここで登山者が下ってきたのにつられて丘の上に進んだが、予定していた道は東に少し進んだ所から丘を巻いていくべきであった。丘の上に出ると、その先が判らなくなった。丘の上から遊歩道を南に下って回り込んでいくと、登山道並みに細い道が分かれた。方向的にはあっていたのでこの道に進んだが、笹原の中の刈払い道が続いた。丘を越して下っていくと、回り込んできた林道幅の道に出ることができた。
 その先の分岐から高みに向かっていくと林道終点となって、山道を少し辿ると門柱のように両側に岩がたっていた。これを抜けると石井神社が置かれた広場に出た。西側は崖になっており、土砂崩れ防止のためにコンクリートで固められていた。広場は木立に囲まれており、新潟平野方面だけが見えるだけで、山の方面の展望が閉ざされているのは残念であった。最高点は岩の上であったので、踏み跡を辿って上に立って登頂とした。
 戻りは、行きに見落とした道に進んだが、竹林が広がっていた。墓地になった谷間から下っていくと、アヤメ園に出た。五十公野のアヤメ園は有名であるが、時間も早いため一般観光客は少なかった。様々な種類のアヤメが植えられており、花の色や形も変化に富んでいた。花の撮影のため、しばらく足が止まった。その先で池の畔に出て、駐車場に戻ることができた。
 最高点は86mであったが、GPSのログデーターを確認すると累積標高差は263mで、ちょっとした登山になった。

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