国上山、剣ヶ峰

国上山、剣ヶ峰


【日時】 2020年3月8日(日) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 晴

【山域】 弥彦・角田山塊
【山名・よみ・標高・三角点・県名】
 国上山・くがみやま・313.2m・三等三角点・新潟県
 剣ヶ峰・けんがみね・292m・なし・新潟県
【地形図 20万/5万/2.5万】 長岡/三条、弥彦/寺泊、弥彦
【コース】 麓一区より
【ガイド】 中部北陸自然歩道トレッキングガイド

【時間記録】 8:00 新潟=(新新バイパス、西バイパス、R.116、寺泊、新潟寺泊線 経由)=8:45 麓一区〜9:10 発 ―10:30 国上山―11:35 剣ヶ峰―12:30 麓一区=(往路を戻る)=14:30 新潟
 日本海に沿って並ぶ国上山、弥彦山、角田山の三山は、ハイキングの山として新潟周辺の登山者に親しまれている。国上山と弥彦山との間にある剣ヶ峰は、一段低いながら、三角形の山頂が遠くからも良く目立つ山である。

 異例な小雪で、3月もまだ初めであるが雪割草が咲き始めたようである。この週末は、角田・弥彦山塊はお花見の登山者で混雑しそうである。雪割草をゆっくり楽しめるコースとして、南沢コースから国上山を登ることにした。  麓一区のゲートから歩き出した。冬期閉鎖中の林道を歩き、「南沢清水・滝の道」へ進んだ。堰堤手前から左岸沿いの登山道に進む。へつり道を進み、堰堤を越した先で沢に下り立ち、その先の堰堤を右岸側から乗り越す。その先は、沢を徒渉しながらの登りが続く。水の中に足を踏み入れるところもあるので、このコースは長靴が望ましい。
 小さな滝が連続的に現れて、整備された登山道とは違った面白さがある。滝を流れ落ちる沢水も陽の光に煌めいて、春を感じさせた。三番目の堰堤を左岸側から巻いて乗り越し、黒滝城跡への道を右に分けると待望の雪割草も現れるようになった。まとまって咲いている所もあり、ザックを下ろして写真撮影を行った。
 沢沿いの道は、土砂崩れによって登山道が削られていたり、倒木があったりして、毎年微妙に違っている。縦走路へと沢を離れる地点の手前では、沢が深く削られており、一旦右岸沿いに渡る必要があるのだが、またぎ越す場所を選ぶのに注意が必要になった。今後登る際にも、この沢の横断箇所は問題になりそうである。
 沢から分かれてひと登りすると縦走路に飛び出す。左折して国上山を目指した。登山道沿いには、ちらほらと雪割草が咲いており、オウレンが花盛りになっていた。国上山の山頂に到着すると、子連れの家族連れで賑わっていた。新型コロナウィルスの流行によって休校になっており、人混みは避けるように言われているので、アウトドアが人気になっているようである。せっかく山にやってきて人混みに遭うのはいやなのですぐに引き返した。
 国上山から来た道を戻り剣ヶ峰に向かった。剣ヶ峰の山頂部のカタクリは、さすがにまだであった。


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