妙法寺城跡

妙法寺城跡


【日時】 2020年2月23日(日) 日帰り
【メンバー】 単独行 
【天候】 曇り時々雪

【山域】 見附丘陵
【山名・よみ・標高・三角点・県名】 
 妙法寺城跡・みょうほうじじょうせき・110m・なし・新潟県
【地形図 20万/5万/2.5万】 新潟/三条/三条
【コース】 トリムの森より
【ガイド】 なし

【時間記録】 8:20 新潟=(R.49、R.403、三条 経由)=7:45 トリムの森駐車場〜8:40 発―9:55 妙法寺城跡―10:13 三等三角点(点名月岡)―10:30 妙法寺側登山口―10:50 トリムの森駐車場=(往路を戻る)=12:20 新潟
 妙法寺城跡は、三条の五十嵐川左岸の妙法寺集落の背後にある山城跡である。一帯には、トリムの森として登山道が整備されている。このピーク下を通る登山道には「タヌキ山コース」という名前が付けられているので、タヌキ山と呼ばれているようである。

 連休二日目は冬型が強まり、低山歩きがやっとの、アラレ混じりの雨が断続する天気になった。気になっていた三条の妙法寺城跡に出かけることにした。
 国道403号線のバイパスも未完成区間も僅かになって、加茂、三条経由で見附方面に行きやすくなっている。田上駅付近の工事もほとんど終わって、開通も近いようである。三条の市民球場前にトリムの森の案内板があり、駐車場が設けられていた。雨が降っていたが、コーヒーを飲んでいると止んだので歩き出した。
 山に向かって延びる階段脇に一帯の登山道と総合運動公園の案内図が置かれていた。ただこの案内図を見ても、総合運動公園内からタヌキ山コースへの入り方が良く判らなかった。特に、案内図は上が南になっているため、地形図との比較が余計に判りにくくなっていた。
 歩いていけば判るだろうということで、まずは階段を上った。階段上には竹取門という城門風の建造物が設けられていた。門をくぐった先に、まっすぐ上がっていく登山道が延びていたが、通行止めのコーンが置かれていた。左方向に舗装された道が延びていたので、とりあえずこの道に進んだ。若者グループがランニングしており、何人もが追い抜いていった。
 ひと登りした所で右手に踏み跡があったのでそちらに進むとローラースライダー乗り場があり、その脇の池から山道が延びていた。タヌキ山コースという案内板も現れ、尾根沿いの緩やかな登りが続くようになった。
 山城跡の土塁が現れ、回り込んでいき、南西の堀切跡に出ると、高みに向かって踏み跡が延びていた。ひと登りすると台地に出て、ここが妙法寺城跡のようであった。周囲の木立を見たが、山頂標識や山城の案内板のようなものはなかった。
 登山道に戻って少し進んだ先からは、妙法寺方面への道が分かれ、さらに緩やかな尾根を辿っていくと里山林コースに出た。ここまでのタヌキ山コースでピークらしきところは、妙法寺城跡と考えた高みしかないので、そこがタヌキ山であろうと考えた。一帯をタヌキ山と呼んでいるのかもしれないが。
 里山林コースを右に曲がれば海蔵院への下山路になるが、左折して先に進んだ。送電線の鉄塔が左上に見えたところでカジカガエルコースが左に分かれ、直進方向には「田川 2分で展望台」と書いてあった。直進すると三条市街地と弥彦山の眺めが広がった。展望台の先で左に折り返すように登ると三角点が現れ、その先でカジカガエルコースに出て左に曲がると里山林コースに戻ることができた。
 下山では、里山林コースを少し戻り海蔵院へと下った。幅広の道が設けられていたが、ぬかるんで滑りやすくなっていた。最後は、墓地の脇に出たが、ここには案内板はなかった。後は車道歩きで車に戻った。
 トリムの森一帯は、カジカガエルコースや田川の東の丘陵地帯など、さらに歩いて確かめる必要がある。


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