菩提寺山

菩提寺山


【日時】 2020年2月1日(土) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 曇り

【山域】 新津丘陵
【山名・よみ・標高・三角点・県名】
 菩提寺山・ぼだいじやま・248.4m・三等三角点・新潟県
【地形図 20万/5万/2.5万】 新潟/新津/矢代田、村松
【コース】 石油の里からぶどう園登山口経由、白玉の滝へ
【ガイド】 なし

【時間記録】 7:55 新潟発=(R.49、亀田、R.403、白根安田線、金津 経由)=8:30 石油の里〜8:38 発―9:07 尾根上十字路―9:11 旧ぶどう園登山口―9:35 菩提寺山―10:11 白玉の滝駐車場―10:30 石油の里=(往路を戻る)=11:10 新潟
 新潟平野の内陸部の縁に沿った、新津、加茂、五泉の中間に広がる丘陵地を、新津丘陵と呼ぶ。新津丘陵では、一等三角点も置かれている護摩堂山が良く知られているが、最近では、菩提寺山や高立山もハイキングの山として、訪れるハイカーが多くなっている。菩提寺山は、新津、小須戸、五泉の境界に位置しているが、それぞれ、石油の里、大沢公園、門前からの各登山道が整備されている。

 2月に入っても、本格的な雪は訪れていない。天気予報も、雨のち曇りというもので、雪にはならない。雨とあっては近場の山で済ますことにしていたが、朝には雲の間に青空が顔をのぞかせるという状態であった。もう少し頑張って登る山を考えておくべきだとは思ったが、予定通りに菩提寺山にでかけた。
 石油の里の駐車場に入り、歩き出そうとすると、グループが先行してそよご道に進んでいった。追いつくのも面倒なので、最近気に入っている谷間コースからぶどう園コースに向かうことにした。
 落ち葉の積もった林道を歩いていき、地層の説明板のある広場から先は未舗装の道に変わって、断層の説明板から先は登山道になる。倒木も目立つ荒れた谷間ではあるが、登山道は整備の手が入って歩くには支障はない。ただ、雨水で道がぬかるんでおり、通常の登山靴よりも長靴が適当な状態であった。
 谷間が狭まると、右岸の急登が現れる。泥の斜面にステップが刻まれているが、滑りやすくなっていた。台地に出て右側にトラバース気味に登っていくと、竹林が広がりパイプから水が出ている水場が現れる。ここからはひと登りでそよご道の通る尾根上に出ることができる。そのまま直進して緩やかに下っていくと、ぶどう園登山口に出て、後は谷間に続く道を菩提寺山に向かった。
 菩提寺山の山頂には、小屋の中を含めて数人の登山者がいて賑わっていた。五頭山塊や菅名山塊の山頂部は雲に覆われていたが、中腹より下に雪はほとんど見られなかった。  下山は、臍清水の西側の尾根を歩くことにした。山頂から急な階段を進み、その中段から尾根沿いの道に進む。非公式なコースであるが、しっかりした道が続いている。緩やかな尾根を進み、標高200mからは急な下りが始まるが、ロープが連続的に張られていて歩きの助けになった。傾斜が緩むと、林道分岐の140m手前で白玉の滝への登山道に下り立つ。後は車道歩きで石油の里に戻ることになる。


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