不動堂山

不動堂山


【日時】 2020年1月26日(日) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 晴

【山域】 菅名山塊
【山名・よみ・標高・三角点・県名】 
 不動堂山・ふどうどうやま・557.4m・三等三角点・新潟県
【地形図 20万/5万/2.5万】 新潟/新津/村松
【コース】 登り:送電線巡視路口 下り:林道終点直登コース
【ガイド】 新潟100名山(新潟日報事業社)

【時間記録】 6:40 新潟=(R.49、R.403、新津、五泉、村松 経由)=7:30 林道入口〜7:48 発―9:16 八合目直登コース分岐―9:26 不動堂山〜9:36 発―9:41 八合目直登コース分岐―10:07 林道終点登山口―10:40 林道入口=(往路を戻る)=11:55 新潟
 不動堂山は、菅名山塊の南端にあり、主峰よりは一段低いものの、早出川のほとりに三角形の均整のとれた姿を見せる山である。また、福連寺山は、菅名山塊が早出川に落ち込む最後の高まりである。不動堂沢を挟んで不動堂山と向かい合い、小さいながらも独立した山塊の形をなしている。また、早出川を挟んで向かい合う雷山とともに「東光院物語」の伝説の舞台になっている。

 前日の鳥坂山山行で、山は異常な少雪で、冬枯れの山歩き状態であることが判った。雪が無いことを前提にして、この季節には通常では難しい不動堂山に出かけることにした。  村松公園を過ぎると、菅名山塊をはじめとする眺めが広がるが、雷山や不動堂山に雪は全く無かった。今回は送電線巡視路コースから登り、林道終点登山口へ下ることにしたので、きのこ工場奥の林道入り口まで車で乗り入れた。
 冬枯れの林道を歩き出し、送電線巡視路コースに入ると、急な登りが始まる。ひと汗かいて送電線鉄塔の下に出ると白山方面の眺めが広がるが、稜線部にようやくごま塩状態になっているだけであった。
 送電線鉄塔の先は短い区間ではあるが藪が広がって、草刈りが必要な状態であった。その先で尾根上に出ると、落ち葉を踏みながらの緩やかな登りが続くようになった。北側に並行して走る尾根に移ると、林道終点からの直登コースが合流する。その先で、ようやく登山道脇に融け残りの雪が現れるようになった。
 不動堂山の山頂広場は、かろうじて雪に覆われており、ここだけみれば雪山の雰囲気になっていた。北側に広がる風越山を中心とした菅名山塊は黒地にかろうじて白いものが混じるだけであった。南には、木立の隙間から白山と粟ヶ岳の眺めが広がっているが、粟ヶ岳が真っ白に染まっているのが、周囲の山と比べて印象的であった。
 下山は、少し戻って林道終点への登山道に進んだ。このコースは久しぶりであったが、急な所にはロープが連続的に張られて歩きやすくなっていた。一気に高度を下げて林道終点登山口に下り立ち、後は林道歩きで車に戻った。


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