鼠山、赤坂山

鼠山、赤坂山


【日時】 2020年1月5日(日) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 晴

【山域】 東頚城丘陵
【山名・よみ・標高・三角点・県名】
 鼠山・ねずみやま・139m・なし・新潟県
【地形図 20万/5万/2.5万】 長岡/三条/寺泊
【コース】 林道登山口より
【ガイド】 なし

【山域】 東頚城丘陵
【山名・よみ・標高・三角点・県名】
 赤坂山・あかさかやま・121m・なし・新潟県
【地形図 20万/5万/2.5万】 長岡/三条/寺泊
【コース】 十二神社より林道登山口
【ガイド】 なし

【時間記録】 7:20 新潟発=(新新バイパス、新潟西バイパス、R.116、県道新潟・寺泊線 経由)=8:20 Y字路〜8:40 発―8:57 取りつき―9:02 鼠山〜9:10 発―9:15 取りつき―9:33 Y字路=(県道新潟・寺泊線、寺泊 経由)=9:42 寺泊小学校―9:46 十二社下登山口―10:02 本丸―10:06 二の丸―10:13 赤坂山―10:22 林道登山口―10:33 寺泊小学校=(往路を戻る)=11:55 新潟
 鼠山は、魚市場で有名になっている寺泊市街地の背後にある山である。地図にも山名が記載されていないが、林道から踏み跡が続いている。

 赤坂山は、寺泊市街地の裏山である。地図に山名は記載されていないが、山頂に残されている中世の山城を訪れるための遊歩道が整備されている。

 正月休みに低山歩きを続けてきたが、5日は天気が崩れる予報が出た。悪天候の時の予備の山と考えていた寺泊の赤坂山に出かけることにしたが、その東隣にある干支にちなむ鼠山にも登ることにした。
 渡部橋を渡ってコロニー白岩の里方面に向かうと、左に道が分かれる、左の道に入った少し先が、アプローチに使う林道寺泊1号線の入り口になる。今日の山は時間のかからない山なので、足慣らしも兼ねてY字路から歩き出した。
 林道は、落ち葉が積もっているものの、舗装されて車の走行には問題の無い状態であった。歩き初めの林道は急坂で、車を乗り入れなかったことを少々後悔した。ひと登りすると稜線沿いの歩きとなり、アンテナ施設が現れると、前方に鼠山の高まりが見えてきた。
 鼠山の北で林道から分かれて登り始めたが、笹原の中に踏み跡が続いていた。ひと登りすると下生えの笹も無くなり、丈の短い木がまばらな原になった。踏み跡に助けられて5分ほどの短い時間で山頂に到着したが、山頂標識のようなものは無かった。山頂は西に向かって延びているので登山道を確かめるために進んでみた。少し下ると笹原が広がっていたが、その先は細尾根の下りが続いていた。細尾根は下生えが僅かで、歩くのに問題は無さそうで、うっすらと踏み跡もあるように見えた。寺泊小学校脇から延びる林道あたりが取り付きのように思えた。
 車に戻って赤坂山に向かった。赤坂山は、2003年1月2日に登っているが、ずいぶんと時間が経ってしまっている。最近の情報を調べてみると、遊歩道が整備されて周回できるように変わっていた。ただ、地図を見ても、破線が何本か記されているものの、登山道を推測することは難しかった。十二社と寺泊小学校が、遊歩道の起点になるようであったので、まずは寺泊小学校を目指した。
 寺泊の旧道からカーブを交えた坂を上がると、寺泊小学校の下に設けられた駐車場に出た。この小学校は津波避難所になっているので、そのための駐車場なのかもしれない。小学校脇から延びる林道に下山してくるはずなので、ここから歩き出すことにした。
 林道の入り口から軒先をかすめて西に進むと、「赤坂山城跡ルートマップ」が置かれており、山に向かって道が延びていた。地図と照らし合わせてどう歩くのか判りにくい図であるが、ともかく起点は判った。幅広の道を進んでいくと、左下に十二社のお堂が見えてきて、神社からの道も上がってきた。案内板につられて登山道に入ったが、まずは十二社を目指すべきであった。
 緩やかに登っていくと、右手に簡易水道施設が置かれているT字路となり、赤坂山へは左折することになった。ピークに向かって登っていき、稜線が近くなると、トラバースになった。稜線上に出た所の右手の高みが本丸であった。地図では121m標高が記されている地点である。良く刈払われた広場になっており、日本海の眺めが広がっていた。奥の高みには御嶽講の石塔が置かれていた。本丸の入り口には御嶽山という標識も置かれていた。この山には、城跡と山岳宗教という二つの面があるようである。なお、地形図に記載されている神社マークは、本丸広場からかなりずれており、道も無く鳥居のようなものがあるかは不明であった。
 本丸から南東に進むと、山城の貯水池として使われていたという窪地を経て、二の丸に出た。予想としては、その東のピークが二の丸かと思っていたのだが、道はここまでになっていた。
 本丸まで戻り、尾根沿いに北に向かうと赤坂山の山頂に到着した。尾根が少し広くなっただけで、本丸の方が山頂らしい。
 北東に下っていく尾根に登山道が続いた。溜池付近に下り立つのかと思ったが、尾根末端近くの標高80m地点で左に方向を変えて、階段やロープも整備された急坂の下りになった。最後は木道で沢を渡って林道に出ることができた。林道を下っていくと小学校の脇に出て車に戻ることができた。

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