菩提寺山

菩提寺山


【日時】 2019年10月6日(日) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 雨

【山域】 新津丘陵
【山名・よみ・標高・三角点・県名】
 菩提寺山・ぼだいじやま・248.4m・三等三角点・新潟県
【地形図 20万/5万/2.5万】 新潟/新津/矢代田、村松
【コース】 石油の里からの周回
【ガイド】 なし

【時間記録】 6:25 新潟発=(R.49、亀田、R.403、白根安田線、金津 経由)=7:00 石油の里〜7:15 発―7:46 尾根上十字路―7:50 旧ぶどう園登山口―8:13 菩提寺山―9:04 石油の里=(往路を戻る)=9:55 新潟
 新潟平野の内陸部の縁に沿った、新津、加茂、五泉の中間に広がる丘陵地を、新津丘陵と呼ぶ。新津丘陵では、一等三角点も置かれている護摩堂山が良く知られているが、最近では、菩提寺山や高立山もハイキングの山として、訪れるハイカーが多くなっている。菩提寺山は、新津、小須戸、五泉の境界に位置しているが、それぞれ、石油の里、大沢公園、門前からの各登山道が整備されている。

 雨の予報が出ていたが、朝には雨は止んでいた。山へと車を走らせたものの、郊外に出ると本降りの雨になってしまった。ともかく山歩きを行うため、最近は天候不良の際の定番の山になっている菩提寺山に出かけることにした。コースは、5月5日にも歩いた石油の里から旧ぶどう園登山口に出て、中央登山道から下山することにした。
 石油の里の駐車場に入ってしばらく待機すると、小降りになったので、雨具を着込んで歩き出した。しばらくは林道歩きが続き、谷間の道のために雨の影響は無かった。断層観察の案内板から先は登山道の歩きになる。夏草の中でも踏み跡はしっかりしており、それなりに歩かれていることが判った。谷間が狭まって崩壊した崖が現れると、右岸の崖をひと登りすることになる。再び緩やかな斜面の歩きになって緩やかに右手に方向を変えると、尾根上目指しての登りになる。
 尾根上の十字路から左に進めば菩提寺山の山頂へ至ることになるが、そのまま直進した。緩やかに下っていくと、旧ぶどう園登山口のすぐ近くに下り立つことになる。この先は旧ぶどう園登山口からのコースを歩くことになるが、谷間の緩やかな登りが続き、悪天候でも歩けるコースである。T字路で右手に沿う大沢公園から延びる尾根に上がると、そのすぐ先が菩提寺山の山頂となる。
 山頂には悪天候のためか、誰もいなかった。雨はいつの間にか止んでおり、五頭山塊や菅名山塊に雲が垂れ込める眺めが広がっていた。
 下りは中央登山道を下った。途中に小さなピークがあるためか、短いものの階段で整備された急坂が多く、登りに使うと結構汗を絞らされることになる。このような天気でも、下山時には5名の登山者とすれ違い、人気の山であることが判った。石油の里に戻った時は青空が現れて、もう少し歩き出しを遅くした方が良かったと思ったものの、車を走らせているうちに再び本降りの雨になった。

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