臼ヶ森山

臼ヶ森山


【日時】 2019年8月18日(日) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 晴

【山域】 五頭山塊
【山名・よみ・標高・三角点・県名】 
 臼ヶ森山・うすがもりやま・235m・無し・新潟県
【地形図 20万/5万/2.5万】 新潟/新発田/上赤谷
【コース】 林道米倉大沢線
【ガイド】 新潟日帰りファミリー登山(新潟日報事業社)

【時間記録】 6:00 新潟=(R.7、新発田、R.460、R.290、県道14号線、米倉 経由)=6:40 林道米倉大沢線入り口〜6:50 発―7:07 登山口―7:23 臼ヶ森山〜7:33 発―7:47 登山口―8:01 林道米倉大沢線入り口=(往路を戻る)=9:00 新潟
 臼ヶ森山は、五頭山塊北端に位置し、加治川が新潟平野部に流れ出る所の左岸にそびえるピラミッド形の山である。新発田の町を通り抜けて、飯豊連峰の登山口の赤谷に向かうとき、正面に目に入ってくるのがこの山である。

 猛暑が続いており、朝の涼しいうちに登山を終えることのできる低山ということで臼ヶ森山に出かけた。臼ヶ森山は、1998年1月10日に登っているが、この時はスノーシュー歩きで、登山道を歩いていない。
 新発田から県道14号線を進んでいくと、加治川の両側にピラミッド型の扉山と臼ヶ森山が向かいあるのが見えてきて、登頂意欲がそそられる。以前は、県道14号線沿いに臼ヶ森山の登山標識が置かれていたが、現在はなくなって判りにくくなっている。車のナビに従って臼ヶ森山の西側に沿って延びる林道米倉大沢線に向かう。集落の手前の田圃脇のスペースに車を置いて歩き出した。
 民家の手前のY字路の左が林道米倉大沢線である。そば屋の裏手に回り込むと、動物除けの電気柵が設けられており、扉を開けて奥に進んだ。林道は舗装されているが、木の葉や枝が落ちており、車の走った跡は見当たらなかった。林道入り口は車のすれ違いが難しい細さであったが、ゲートから先は車のすれ違いも問題のない道幅であった。
 臼ヶ森山の山頂下を通り過ぎて林道が右手に曲がる所に小学生が描いたと思われる絵看板の置かれた登山口があった。脇にはパイプから水が勢いよく流れ出る水場が設けられていた。登山口からは、良く整備された登山道が続いていた。枝沢に沿って進むと、階段状に整備された急登が始まった。汗に引きよせられてアブがまとわりついてきた。足を停めて虫除けスプレーをかけたがあまり効かず、登りを急ぐことにした。九十九折を登りきると、山頂南の鞍部に飛び出した。沢から離れたためかアブもいなくなった。
 左に曲がって尾根を辿ると、道が二手に分かれた。楽そうな左の道に進んだ。右の道は帰りに歩いたが、尾根通しの急坂であった。トラバース気味に登っていくと、右から登山道が合流して、山頂到着となった。
 山頂の奥に石の祠が置かれており、脇に展望図が置かれていた。ただ、木が延びて展望は閉ざされており、櫛形山脈方面は見えているものの、二王子岳や飯豊連峰の眺めが邪魔されていたのは残念であった。
 虫除けネットを持っていたので、帽子の上からかぶって下山に移った。
 小さな山ではあるが、大汗かきにアブの攻撃にあい、今日の登山は充分ということで家に帰った。

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