弥彦山

弥彦山


【日時】 2019年8月17日(土) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 曇り

【山域】 弥彦・角田山塊
【山名・よみ・標高・三角点・県名】 
 弥彦山・やひこやま・634m・無し・新潟県
【コース】 裏参道
【地形図 20万/5万/2.5万】 長岡/弥彦/弥彦
【ガイド】 なし

【時間記録】 6:05 新潟=(新新バイパス、新潟西バイパス、R.116、県道新潟・寺泊線、栄、間瀬、野積 経由)=7:08 西生寺登山口〜7:25 発―8:23 雨乞山分岐―8:50 能登見平〜8:55 発―9:06 弥彦山〜9:15 発―9:24 能登見平―9:40 雨乞山分岐―10:18 西生寺登山口=(往路を戻る)=11:35 新潟
 弥彦山は、越後平野の日本海際に、角田山や国上山と共にひとつの山塊を作る山である。山頂は、越後一宮として名高い弥彦神社の奥の院の置かれた弥彦山と、一等三角点の置かれた多宝山のふたつのピークに分かれている。山頂へのロープウェイや山岳道路によって観光地化が進んでいるが、一歩脇に入れば自然は良く残されている。

 台風によるフェーン現象によって、二日続きの38度レベルの猛暑が続いて、山歩きどころの状態ではなかった。土曜日になんとか山歩きができそうなので、近場の山ということで弥彦山に出かけることにした。弥彦山はいろいろのコースがあるが、急登の少ない裏参道を歩くことにした。
 ここ最近はなかった曇り空が広がって、強烈な日差しは遮られており、気温は少しは下がったようである。西生寺手前の駐車場に入ると、1台の車が停められているだけであった。弥彦山は、春の花を楽しみに登ることが多いが、2018年8月5日に表参道から登った時は家族連れを含めて大勢が登っていた。裏参道の知名度が高くないことよりも、運動を避けなければならない猛暑が続いたことで登山者が少なくなっているようであった。
 西生寺から登山道に進むと階段登りが続くが、土砂が流出して歩きにくい道になっていた。一気に汗が噴き出てきた。気温よりも湿度の高さが問題なようである。傾斜が緩むと駐車場からの登山道との合流点となるが、弥彦山への登頂だけが目的なのなら、こちらの道の方が短くてすむ。
 この先は、緩やかな登りが続くが、春と違って花を見ることもなく淡々とした登りが続くようになる。やはりこの山を夏に登るのは楽しみが少ない。
 縦走路の合流点に出て、大汗を拭いながら立ち休みをした。体力の衰えもあるかもしれないが、この季節は一気に登りきるのが難しい。この先は、急登が続くようになる。能登見平に出て、再びひと休み。頭上に見えるはずの山頂は雲に隠されていた。そのおかげか歩くのも少し楽になった。
 到着した弥彦山山頂は、展望は閉ざされていたが、気持ちの良い風が吹き抜けていた。登山者は数人で、ロープウェイ利用の観光客の方が目立っていた。
 下山も途中から蒸し暑さが気になるようになって、大汗かきの歩きになった。

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