菩提寺山

菩提寺山


【日時】 2019年8月3日(土) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 晴

【山域】 新津丘陵
【山名・よみ・標高・三角点・県名】
 菩提寺山・ぼだいじやま・248.4m・三等三角点・新潟県
【地形図 20万/5万/2.5万】 新潟/新津/矢代田、村松
【コース】 旧ぶどう園登山口より
【ガイド】 なし

【時間記録】 6:10 新潟発=(R.49、茅野山、R.403、矢代田、林道長峰線 経由)=6:45 旧ぶどう園登山口〜7:10 発―7:36 菩提寺山―8:01 旧ぶどう園登山口=(往路を戻る)=8:45 新潟
 新潟平野の内陸部の縁に沿った、新津、加茂、五泉の中間に広がる丘陵地を、新津丘陵と呼ぶ。新津丘陵では、一等三角点も置かれている護摩堂山が良く知られているが、最近では、菩提寺山や高立山もハイキングの山として、訪れるハイカーが多くなっている。菩提寺山は、新津、小須戸、五泉の境界に位置しているが、それぞれ、石油の里、大沢公園、門前からの各登山道が整備されている。

 梅雨明けの後から33度近くの猛暑が連日続いている。山行計画のための各地の天気予報の確認でも、晴天よりも最高温度が気になる状態になっている。内陸部は35度あたりが普通になっており、早出を行っても下山時には猛暑につかまってしまいそうである。
 結局、近場の山で済ますことにして、菩提寺山に出かけることにした。最も楽な旧ぶどう園登山口から登ることにした。国道から別れて大沢公園への道を辿るが、最後のヘアピンカーブをそのまま直進すると、クレー射撃場入り口を通過して旧ぶどう園登山口に到着する。広い駐車場やトイレが設けられているが、石油の里や大沢公園、門前の登山口と比べると、ここからの登山者は格段に少ない。
 登山口からは、谷間の緩やかな登りが続く。他のコースと比べても、階段登りが無く楽なコースである。木立の隙間から太陽の光がスポーットライトのように差し込んでいた。木陰が続くのは、今の猛暑日ではありがたかった。それでも、朝から気温は高く汗が噴き出てきた。
 Y字路を右手の尾根に向かって登ると大沢公園からのコースに出て、そこからは菩提寺山の山頂まではもうひと登りとなる。
 早い時間にもかかわらず、菩提寺山の山頂には、三名の登山者がいた。気温が上がる前にと早朝登山を狙ってのものだろう。展望台から見る五頭山塊や菅名山塊は、晴天にもかかわらず、気温の上昇によるものか靄っていた。
 下りは一旦石油の里へのコースに進み、二つの小ピークを越して、コースが西に曲がったところの分岐から行きのコースに戻った。
 山歩きは短い時間で終えたが、汗びっしょりになった。家に戻ると室内は猛暑になっており、冷房を入れないと過ごせない状態になっていた。
 旧ぶどう園からのコースは谷間で雨風の影響も少なく、雨天の際の最終候補としてもよさそうである。

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