三ノ峠山

三ノ峠山


【日時】 2019年7月21日(日) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 曇り

【山域】 長岡東山連峰
【山名・よみ・標高・三角点・県名】
 三ノ峠山・さんのとうげやま・468.6m・三等三角点・新潟県
【地形図 20万/5万/2.5万】 長岡/長岡/半蔵金
【コース】 市営スキー場より
【ガイド】 なし

【時間記録】 6:15 新潟=(R.49、R.403、加茂、R.290、森町、R.290、栃尾、R.351、栖吉 経由 経由)=8:00 市営スキー場〜8:25 発―8:53 ブナ平―9:17 尾根上分岐―9:37 三ノ峠山―9:44 尾根上分岐―10:04 ゲレンデ上―10:30 市営スキー場 =(往路を戻る)=12:40 新潟
 三ノ峠山は、長岡市街地から望む時、東山連峰の主峰の鋸山の前に見える前衛峰である。北西部の山腹に長岡市営スキー場や東山ファミリーランドが設けられ、野外活動の場として親しまれている。三ノ峠山への登山道は、一時期荒廃していたが、山小屋も設けられて整備が進み、登山者も多くなってきている。

 土曜日は雨で山はお休み。なんとか日曜日には曇りの予報が出て、山に出かけることにしたが、近場の山ですますことにした。ここのところの候補の山としていた三ノ峠山に出かけることにした。
 今回の目的は、しばらく歩いていない市営スキー場上部からのコースを歩くことであった。スキー場入り口の駐車場は閉鎖されていたため、ロッジ脇を通り過ぎた先の駐車場に車を停めた。車を降りると、暑さが襲ってきた。薄曇りで日差しがきついわけではないが、蒸し暑さが堪える状態であった。ゲレンデを見ると上部は急で、管理道のようなものは見当たらず、直登するしかないようであった。このコースは下りに使うのが良さそうで、まずすぐ先のキャンプ場から登り出すことにした。
 キャンプ場からひと登りすると炊事棟があり、ここから登山道が始まる。尾根通しの緩やかな登りが続くが、汗がしたたり落ちる状態になった。途中でハイキングコースの枝道が分かれるが、そのまま直進する。「ブナ平」の標識を見ると、急な登りが始まる。ロープも固定されているが、登りに関してはステップも切られていて問題の無い道である。
 尾根上に登りつくと、ベンチが設けられて鋸山方面の眺めが開けている。眺めを楽しみながらひと息ついた。緩やかな登りをもうひと頑張りすると、ベンチの置かれた展望地がもう一か所現れ、その先で三ノ峠山の山頂に到着した。山頂は木立に囲まれて見晴らしは無く、雨粒が落ちて来たので、そのまま下山に移った。
 来た道を戻り、「ブナ平」分岐を通り越して、尾根沿いの下りを続けた。尾根末端部に到着すパラグライダーの離陸台が設けてあり、長岡方面の眺めが広がっていた。林道幅の切り開き道を下ると、スキーリフトの山頂駅に出ることができた。スキー場の管理道があるのかと思って見渡したが見当たらなかった。スキーゲレンデの草の少ない所を辿って、真っ直ぐ下ることになった。市営スキー場には、現在リストは二本設けられており、下部のリフトはサマーボブスレーの営業が行われて稼働中であった。脇の管理道を歩いて、ゲレンデ下部まで戻ることができた。
 三ノ峠山のスキー場コースは、尾根沿いにはしっかりした道が続いているものの、ゲレンデ内は夏草が茂って登山道というものも無いので、下りに使うのが良いであろう。

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