願文山、大峰山

願文山から大峰山


【日時】 2019年7月6日(土) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 曇り

【山域】 櫛形山脈
【山名・よみ・標高・三角点・県名】
 願文山・がんもんやま・248m・無し・新潟県
 大峰山・おおみねやま・399.5m・三等三角点・新潟県
【地形図 20万/5万/2.5万】 村上/中条、新発田/中条、菅谷
【コース】 白山神社登山口より
【ガイド】 白山神社コースについては無し

【時間記録】 6:30 新潟発=(R.7、金塚、金山 経由)=7:25 白山神社入り口〜7:45 発―8:15 願文山―8:44 大峰山展望台〜8:50 発―9:00 大峰山―9:10 大峰山展望台―9:32 願文山―9:50 入口駐車場=(往路を戻る)=10:55 新潟
 北は胎内川、南は加治川の間のおよそ13kmにわたって日本海の海岸線に沿って広がる櫛形山脈は、日帰りハイキングの山として親しまれている。大峰山は、その南部の中心ともいえるピークであり、山頂手前には山小屋があることから、冬季も登山者が多い。願文山は、大峰山から西に延びる尾根上のピークで、花見公園から大峰山に至る登山道が開かれている。

 梅雨のさなかであるが直前になって晴に変わったため、山の予定をあまり考えておらず、とりあえず近場の大峰山に出かけることにした。櫛形山脈の大峰山へは幾つものコースが設けられているが、金山集落の奥から願文山へ直接登り上げるコースがあり、このコースを歩いていないのが気になっていた。
 いつも利用している桜公園のある貝屋集落の手前で、金山集落への道に入る。民家の中を抜けていくと、道は細くなり対向車に注意が必要になった。谷間に入ると、白山神社があり、ここが登山口になる。その先に駐車スペースがあり、車を停めることができた。
 鳥居をくぐって苔むした石段を登っていくと本殿があり、その右脇から登山道が始まっていた。あまり利用されない登山道であるが、最近も刈払いが行われたようで、整備は良い状態であった。ただ、杉林に囲まれた尾根沿いの急登が続き、体力的にはきついコースであった。ひと登りした所には、台座の上に岩が置かれており、願文山と彫り込まれていた。途中、傾斜が緩むところもあったが、願文山の山頂が近づくと急登になって、数回カーブを繰り返すようになった。願文山直下は、倒木が生じており、片づけられた跡は草地に変わっていた。
 今日の目的はここまでであったが、これだけでは物足りないので大峰山まで足を延ばすことにした。願文山から先は、雑木林に囲まれた緩やかな尾根歩きになるが、時折階段状に整備された急坂も現れる。大汗をかいて大峰山展望台に到着し、日本海を眺めながらひと息ついた。冷房では味わうことのできない、涼しく心地よい風が吹き抜けていた。大峰山の山頂まで進んでから引き返した。この日は、登山者の出足が遅くなっているようで、山中では単独行一人とすれ違っただけであった。
 白山神社から願文山へのコースは良く整備されていることが確認できたが、同じコースを往復するしかない。今後は、周回できて変化のある桜公園からのコースを使うことになるであろう。

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