高内山

高内山


【日時】 2019年3月16日(日) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 曇り後雨

【山域】 西山周辺
【山名・よみ・標高・三角点・県名】
 高内山・たかうちやま・246m・なし・新潟県
【地形図 20万/5万/2.5万】 長岡/柏崎/西山
【コース】 尾頃部登山口から甲戸登山口へ
【ガイド】 なし

【時間記録】 6:10 新潟発=(新新バイパス、新潟西バイパス、R.116、県道新潟・寺泊線、間瀬、R.402、R.116 経由)=8:35 尾頃部登山口―9:06 高内山〜9:10 発―10:00 甲戸登山口―10:05 尾頃部登山口=(往路を戻る)=11:50 新潟
 高内山は、西山丘陵にある一等三角点ピークの八石山の西に位置する山で、山頂には上杉配下の支配する高内城跡が置かれていた。現在は、地元の手で、遊歩道が整備されている。

 ぱっとしない天気予報であったが、朝起きると晴になっていた。樋曽山で花の咲き具合を確かめるために出かけた。間瀬峠から歩き出したが、週半ばから続いた雨のため泥んこ道になっており、滑らないようにするのに集中する必要があった。花を探しながら散策するという状態でないため、高内山に計画変更することにした。高内山のカタクリの花が気になるのと、まだ歩いていない甲戸コースを確かめるという目的があった。
 荒谷集落への分岐手前で国道の一段上にある車道に進むと、尾頃部登山口がある。登山口には高内山の登山道の案内図が置かれている。これは国道からも良く見えており、Googleのストリートビューでも確認できる。
 登山口から杉林の中に溝状に掘り込まれた登山道を進んでいくと、七曲りの看板があり、その先は尾根の直線的な登りに変わる。カタクリの花も見かけるようになったが、いつのまにか雲が広がるようになって、花が開くのは期待できなくなっていた。
 甲戸への分岐を過ぎると、溝状の登山道に変わる。昨年の3月25日に歩いた時は、雪が残っていたが、今年は完全に無くなっており、ショウジョウバカマが花を開きかけていた。
 三合地三叉路の分岐を過ぎると、山頂下に広がる曲輪跡へ降りる道が分かれ、そこからひと登りすると石塔の置かれた高内山の山頂に到着する。まだ真っ白な米山を望むことができたが、黒雲が広がり始めていた。
 ひと息ついた後、山頂下の広場経由で下山に移った。尾根に戻って下っていくと、今回の目的の甲戸へとの分岐に出る。甲戸へは、真北に下る尾根に進むのかと思ったが、154点に続く北東の尾根に登山道が設けられていた。大きく弧状に延びる尾根で、意外に距離があった。途中で尾根沿いの道から右にコースを変えるところがあったが、ここには標識が置かれて迷う心配は無い状態であった。尾根歩きを続けていって国道が迫ると、右に下る道に甲戸への標識が付けられていた。尾根沿いにも道が続いており、この方が尾頃部登山口に戻るのに都合が良さそうであったため、そのまま直進した。尾根の末端でコンクリートの階段を下ると車道に出ることができて、その先は短い時間で 尾頃部登山口に戻ることができた。
  尾頃部登山口からの往復だけでは短時間の歩きで済んでしまうため、下山には甲戸コースを使うと良いであろう。

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