愛宕山

愛宕山


【日時】 2019年2月9日(土) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 曇り

【山域】 津川周辺
【山名・よみ・標高・三角点・県名】
 愛宕山・あたごやま・213.7m・四等三角点・新潟県
【地形図 20万/5万/2.5万】 新潟/御神楽岳/越後豊川
【コース】 野村入口より
【ガイド】 なし

【時間記録】 6:30 新潟=(R.49 経由)=7:40 野村入口〜8;13 発―9:08 登山道入口―9:26 愛宕山〜9:34 発―9:48 巡視路入口―10:22 野村入口=(往路を戻る)=11:50 新潟
 愛宕山は、山頂に愛宕神社を奉った山として、全国にも多く見られる名前である。この愛宕山は、津川からR.49を福島県境方面に進み、常浪川を渡った所の野村の集落の背後にある山である。

 北海道方面を記録的な寒波が襲い、東京方面も雪になるとニュースが繰り返し流れた。新潟方面はどうなるか判らないものの近場の山で済ますことにして、アプローチのしやすい愛宕山に出かけた。
 気温は低いものの、道路にはうっすらと雪が見られるだけであった。いつものように、天満橋を渡った先の集落入口の路肩スペースに車を停めた。集落内へ通じる坂道は凍っており、足元に注意が必要であった。諏訪神社の脇から山に向かって延びる道に進むと、奥の集会場で除雪終点となった。
 MRSのスノーシューを十数年使っていたが、先回の歩きで足を包む部分のゴム板が切れてしまい、新調したスノーシューの初歩きとなった。同じ機種をアマゾンで購入したが、金具が少し違っているものの、基本的な構造は変わらず、履き心地も全く変わらなかった。
 集会所から先は田圃を横断することになるが、いきなり膝下の深さのラッセルになった。今回の寒気に伴い新雪が積もったようである。山裾の杉林の脇に進むと、雪も少なくなって歩きやすくなった。カーブを交えながらひと登りすると、台地に出る。休耕田なのか木立が無くなって吹き溜まりになっており、体力を消耗する歩きになった。
 T字路に出て、ここは右の道に進む。すぐ先で丘の上に向かっての登りになる。木立には雪がついて、銀世界が広がっていた。送電線が頭上を通過すると、右手の丘の上に鉄塔が見えるが、そのまま直進する。林道を辿っていくと「飯豊幹線No.73」の標識が現れるが、さらに先に進む。50mほど先で、右手の一段高い所に愛宕神社と書かれた標柱が現れるが、雪が付いて判り難くなっていた。
 登山道に進んだが、木の枝が倒れこんできており、コースが判り難くなっていた。GPSによって方向を決めて登っていくと、登山道も見分けられるようになった。尾根の上に出ると、後は尾根通しになってコースを迷う心配はなくなる。最後に急坂を登りきると、愛宕山の山頂に到着する。石灯篭が置かれ、小さな木のお堂のなかに石仏が納められている。雪の上に腰を下ろしてひと休みした。山頂は木立に囲まれて展望は閉ざされているのは残念である。
 下りは、登山道分岐から尾根をそのまま下って、巡視路に出ることにした。木立は開いて歩きにくほどではないものの、木立を避けてコースを変えるところもあり、コースアウトしないように注意が必要であった。送電線の鉄塔が前方に迫るようになると、巡視路に出ることができた。右に下っていくと、行きのトレースに出ることができた。
 雪が多くて本来の登山道が判り難くなっている場合は、巡視路から入った方が判りやすいかもしれない。
 下りは、登りの際のトレースに助けられ、快調に下ることができた。

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