重倉山

重倉山


【日時】 2018年1月12日(土) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 晴

【山域】 粟ヶ岳周辺
【山名・よみ・標高・三角点・県名】
 重倉山・しげくらやま・294.9m・二等三角点・新潟県
【コース】 中浦ヒメサユリ森林公園より
【地形図 20万/5万/2.5万】 新潟/加茂/森町
【ガイド】 なし

【時間記録】 6:30 新潟=(R.49、茅野山IC、R.403、新津、加茂、R.290、上谷地、中浦 経由)=7:40 中浦ヒメサユリ森林公園〜8:06 発―8:55 重倉山―9:22 尾根上―9:44 尾根下―9:55 中浦ヒメサユリ森林公園=(往路を戻る)=11:20 新潟
 重倉山は、粟ヶ岳の西山麓にある里山である。麓に「中浦ヒメサユリ森林公園」という、野外レクリエーション施設が設けられ、そのためにハイキングコースとして遊歩道が整備されたようである。

 翌日から海外に出かけるが、天気が良さそうなため、ともかく山へということで定番の雪山になっている重倉山に出かけることにした。
 新潟平野に雪は無く、加茂から山合いに入ってようやく雪が見られるようになった。入中浦の先で鹿熊への道から分かれて中浦ヒメサユリ森林公園への道に進む。路肩に除雪の塊が見られるが、道路自体は乾いた状態であった。この道は中浦ヒメサユリ森林公園に通じるだけで民家はないにもかかわらず、除雪はいつも行われている。中浦ヒメサユリ森林公園の除雪終点で車を停めて重倉山を見ると、山の斜面は藪が現れて雪は少ない状態であった。いまのところは、小雪の冬になっている。
 雪の表面をストックで突くと固かったものの、歩きだすとモナカ状態で踏み抜き歩きにくかった。山際に沿うの堂から山に向かう道に入ると、小枝が雪の上に出ており、ストックで除けながらの歩きになった。杉林の中に入った所で尾根沿いに登ってショートカット。小ピークとの間で林道に復帰すると九十九折の登りが始まる。モナカ雪状態も収まって、歩きのリズムも出てきた。高度を上げると展望も広がるようになり、宝蔵山の山頂は良く見えていたものの、粟ヶ岳の山頂は雲に隠されていた。
 尾根上の三叉路に出て、左折してほぼ平坦な尾根を辿ると重倉山の山頂に到着する。雪が少ないせいもあって、灌木に邪魔されて展望は閉ざされていた。
 雪が少なめで藪も出ていて少し迷ったが、北へ尾根を辿った後に下山することにした。送電線の巡視路が設けられているせいもあるが、木立の中に幅広の白いスペースが続いており、気持ちの良いスノーシュー歩きが続いた。
 蝶名林方面に延びる林道に出て、僅かに登り返した所が下降点になる。目標は加茂市と三条市の境界の南側の池マークと破線が記された谷間である。尾根の分岐があって、GPSを確認しながらの歩きになる。境界尾根を辿り、190m標高で南に延びる谷間に進んだ。そのまま尾根を辿ると、細尾根になって下り場に苦労することになる。藪が少しうるさいものの、谷間を100m程下ると、破線の記された谷間に下り立つことができた。左岸沿いの細尾根の斜面は雪が落ちて草地が露出していたので、谷間へ早めに下ったのは正解であった。
 予定通りのコースを辿った後は、雪に覆われた農道歩きで車に戻った。
 今回の歩きで、重倉山のコースは確定することができた。さらに北に向かって薬師山まで足を延ばすことも考えられるが、これは雪が締まった時期を選ぶ必要があろう。

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