古城山

古城山


【日時】 2018年1月6日(日) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 雪

【山域】 櫛形山脈
【山名・よみ・標高・三角点・県名】
 古城山・こじょうさん・283m・なし・新潟県
【地形図 20万/5万/2.5万】 新潟/新発田/菅谷
【コース】 箱岩より
【ガイド】 なし

【時間記録】 6:15 新潟=(R.7、七社 経由)=7:05 箱岩〜7:28 発―7:53 箱岩峠―8:05 登山口―8:36 古城山―8:56 登山口―9:04 箱岩峠―9:23 箱岩=(往路を戻る)=10:20 新潟
 櫛形山脈は、日本海沿いに広がり、胎内川と加治川によって両端が切りおとされる、全長約13キロメートルの山塊である。25000分の1図に山脈と記されている唯一の例といわれ、日本一のミニ山脈と呼ばれている。北部の白鳥山から鳥坂山、櫛形山を経て大峰山に至る縦走路は、良く知られているが、それより南部の箱岩峠に至る縦走路は、良く整備されているにもかかわらず歩く者は少ない。古城山は、箱岩峠の北1kmにあるピークである。

 家を出ようとすると、いきなり激しく大粒の雪が降ってきて、道路は真っ白になってしまった。坂町方面に向かうつもりであったが、本降りの雪のために遠くまで車を走らせる気が無くなって、古城山へ予定を変更してしまった。
 箱岩から菅谷へ抜ける道は冬季閉鎖になっており、ゲート前の路肩帯に車を停めた。車道は雪に覆われていたが、つぼ足でも歩ける状態であった。とりあえず、スノーシューをザックに括り付けて歩き出した。歩いていくうちに雪も次第に深くなってきたが、箱岩峠まではつぼ足で頑張った。
 箱岩峠でスノーシュー歩きの開始。ここまで古いトレースが見られたが、鳥屋ノ峰と古城山方面の二手に分かれた。スノーシュー歩きで400m程進むと、登山道の入口になる。雪は少なめで、階段の段々が現れていた。時折、視界が白一色になる本降りの雪が襲ってきた。ベンチも置かれた三角点広場の手前では、トラバースから折り返す所が、ラッセル状態だと進むのが難しいことになるが、古いトレースもあって、難なく通過できた。
 三角点広場の先で、尾根の一段下のトラバース道になる。緩やかに登っていき、鉄の杭が立つ先で、左から堀切状の窪地が下がってくるので、これをひと登りすると尾根上に出ることができる。右に曲がれば283標高点に出ることができる。この日はうっかりして、左に曲がって、そこが山頂と思ってしまった。古城山は明確なピークでないのだが、ミスではある。下りは、スノーシュー歩きに適した雪質で快調に歩くことができた。
 この日は、途中で追い抜いて大峰山方面に進んでいった単独行と下りの途中ですれ違った単独行の二人に出会った。箱岩付近は、スノーシューの普及もあってか、次第に冬でも登山者に出会うようになってきた。ただ不思議なのは、ゲートに戻ると、車は二台しか無かったことである。下山時にすれ違った単独行は、箱岩のゲートへは送ってもらって、大峰山から下山した時には迎えにきてもらうのだろうか。

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