菩提寺山

菩提寺山


【日時】 2019年1月5日(土) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 雨

【山域】 新津丘陵
【山名・よみ・標高・三角点・県名】
 菩提寺山・ぼだいじやま・248.4m・三等三角点・新潟県
【地形図 20万/5万/2.5万】 新潟/新津/矢代田、村松
【コース】 石油の里からの周回
【ガイド】 なし

【時間記録】 8:25 新潟発=(R.49、亀田、R.403、白根安田線、金津 経由)=9:05 石油の里〜9:27 発―10:12 分岐―10:33 菩提寺山―10:52 分岐―11:27 石油の里=(往路を戻る)=12:10 新潟
 新潟平野の内陸部の縁に沿った、新津、加茂、五泉の中間に広がる丘陵地を、新津丘陵と呼ぶ。新津丘陵では、一等三角点も置かれている護摩堂山が良く知られているが、最近では、菩提寺山や高立山もハイキングの山として、訪れるハイカーが多くなっている。菩提寺山は、新津、小須戸、五泉の境界に位置しているが、それぞれ、石油の里、大沢公園、門前からの各登山道が整備されている。

 家を出ようとするとあいにくの雨。朝食を食べていると雨は止んだので、ともかく登山ということで、近場の菩提寺に出かけることにした。車を走らせていると再び雨が降りだし、石油の里の駐車場に入ると、本降りの雨になった。数組の登山者が出発の準備をしており、見ていると傘をさして歩きだしていった。新年の歩き始めということで、悪天候にもかかわらず集まっているようであった。
 車の中でコーヒーを飲んで様子見をしていると、雨は小降りになったので歩きだした。いつものように、そよご道というらしい西側の尾根から登り、石油の里本コースを下ることにした。雪は全くなく、登山道は泥道になっていた。時折現れる短い急登を越しながら緩やかに登っていくと、本コースとの分岐となる。この先は、階段状に整備された登りが続くが、段部分に踏みしめられた雪が氷状になって残っており、登りはともかく下りは滑らないように注意が必要であった。
 到着した菩提寺山の山頂に人は見当たらなかったが、小屋の中からは人声がしていた。菩提寺山からの眺めは楽しみの一つであるが、この日は霧が広がって、僅かに麓の街並みが見えるだけであった。
 下りの本コースは、大勢が歩くために泥道になっており、滑らないように注意が必要であった。登ってくる登山者にも時折すれ違い、小雨の中でも山は賑わっていた。駐車場に戻ると、30台程の車が停められていた。菩提寺山は、雨でも山歩きを行うことができる貴重な山である。

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