大峰山

大峰山


【日時】 2018年12月16日(日) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 晴

【山域】 櫛形山脈
【山名・よみ・標高・三角点・県名】
 願文山・がんもんやま・248m・無し・新潟県
 大峰山・おおみねやま・399.5m・三等三角点・新潟県
【地形図 20万/5万/2.5万】 村上/中条、新発田/中条、菅谷
【コース】 登り:桜公園より願文山 下り:寺沢林道
【ガイド】 新・にいがたファミリー登山(新潟日報事業社)

【時間記録】 6:25 新潟発=(R.7、金塚、屋 経由)=7:15 入口駐車場〜7:48 発―8:26 願文山―9:01 大峰山展望台〜9:07 発―9:24 大峰山―9:39 大峰山展望台―10:05 林道終点―10:29 入口駐車場=(往路を戻る)=11:50 新潟
 北は胎内川、南は加治川の間のおよそ13kmにわたって、日本海の海岸線に沿って広がる櫛形山脈は、日帰りハイキングの山として親しまれている。大峰山は、その南部の中心ともいえるピークであり、山頂手前には山小屋があることから、冬季も登山者が多い。願文山は、大峰山から西に延びる尾根上のピークで、花見公園から大峰山に至る登山道が開かれている。

 土曜日に、山へと家を出ようとすると激しく雪が降ってきて、地面が白く染まった。様子見をしていても霙が降り続いており、山は諦めることになった。日曜日、北に向かって車を走らせ、櫛形山脈の麓を沿うようになると車道上にも雪が現れるようになった。脇道を見ると、雪道に変わっていた。雪が予想以上に多くなっているようなため、難易度の低い山として、大峰山を登ることにした。
 貝屋で大峰山への林道に進むと、完全な雪道になったが、轍が切れており、桜公園の駐車場に入ることができた。駐車場の積雪は10センチ程で、車のスタックの心配は無い状態であった。車の轍は、寺沢林道の奥に続いていたが、朝食をとっていると先に進むのを諦めたのか、車が戻ってきて駐車場に入った。
 いつものように桜公園経由で登ることにした。ひと登りして公園広場に出ると、大型ザックを背負った10名程のグループが下山してくるのとすれ違った。時間も早いので、山中泊しての下山かと思ったのだが、このグループの足跡は願文山までであった。朝練ということだったのだろうか。
 初めは集団が歩いたこともあって、泥混じりの雪道であったが、次第に雪は多くなっていった。ロープも掛かる急坂も現れるが、踏みしめると固くなる雪のため、ステップを切りやすくて登るのは問題のない状態であった。願文山の先も、足跡にうっすらと雪が被っている状態になったが、トレースはしっかりしており、夏道と同じ感じで歩くことができた。
 大峰山展望台は、雪原となっており、日本海の海岸線や粟島、蒲萄山塊、櫛形山、真っ白なえぶり差岳の眺めが広がっていた。山小屋の先に進むと、雪がとたんに多くなり、トレースを外すと足が取られる状態になった。大峰山の山頂に到着して、その先をうかがうと、トレースはここまでであった。雪が少なかったら法印瀑経由で下山しようかと思っていたが、この日は大峰山の山頂までとして引き返すことにした。いよいよスノーシュー歩きのシーズンが始まったようである。
 展望台に戻って、寺沢林道コースへ進んだ。谷間に入ると、吹き溜まりのせいか、尾根上よりも雪が多くなった。林道終点に下り立つと、車の轍が続いており、その中を歩く状態になった。深い所では、30センチほどもある轍なので、オフロード4駆が頑張って上がってきたようである。下りが続く林道歩きなので体力的には楽であるが、杉の木が被さってくる所では雪解け水が滴ってくるため、足早に通り過ぎる必要があった。駐車場に戻ると、車の数も20台以上の盛況になっていた。

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