大平山

大平山


【日時】 2018年10月6日(土)
【メンバー】 単独行
【天候】 晴

【山域】 朝日連峰周辺周辺
【山名・よみ・標高・三角点・県名】
 大平山・おおだいらやま・560.8・二等三角点・新潟県
【地形図 20万/5万/2.5万】 村上/塩野町、小国/越後門前、越後下関
【コース】 南大平ダム湖公園より往復
【ガイド】 新にいがた花の山旅(新潟日報事業社)

【時間記録】 6:05=(R.7、蓮野IC、R.113、R.345、荒川胎内IC、日本海東北自動車道、神林岩船港IC、神林、南大平 経由)=7:20 南大平ダム湖公園〜7:55 発―8:11 公園見晴らし台―8:42 臥牛展望―9:00 佐渡展望―9:40 大平山〜9:55 発―10:21 佐渡展望―10:35 臥牛展望―11:00 公園見晴らし台―11:14 南大平ダム湖公園=(往路を戻る)=13:05 新潟
 大平山は、村上の南東部、朴坂山塊と光兎山の北に位置する山である。登山口の南大平ダム湖周辺は公園として整備されている。

 先週に続いて台風がやってくるため、体育の日がらみの三連休ではあるものの近場の山で済ますことにした。しばらく歩いていない山ということで、13年6月以来となる大平山に出かけることにした。
 朝は、台風接近中ということでぎらぎらと眩しい青空が広がっていた。フェーン現象で気温も上がっていた。登山口の南大平ダム湖公園は、芝地なども良く整備されているが、休日にもかかわらず、人は見当たらなかった。
 歩き出そうとすると、登山口に「外周登山ルートは通行禁止」の看板が置かれていた。外周登山ルートを歩くつもりでいたので拍子抜けしたが、大平山山頂の往復で歩くしかない。
 登山道に進み、数回ジグザグを切ると尾根沿いの登りになる。西から上がってくる尾根に合流するとここには「公園見晴らし」の看板が置かれているが、木立のために展望は閉ざされている。この後に出てくる「臥牛展望」や「佐渡展望」も木立が延びて展望は無くなっている。尾根上に出て右折すると、すぐ先であずまやが置かれている。大平山登山のためならまだ歩き始めで、あずまやの下で休憩とまではいかないはずなので、あずまやの目的が判らない。
 あずまやの先の264mピークを越すと、標高差40mの下りになり、帰りにはこの登り返しがきつく感じられることになる。鞍部を越すと、杉林に囲まれた尾根の単調な登りが続くようになる。
 「佐渡展望」を越すと南東に延びる尾根に乗ることになり、この付近からブナの大木も見られるようになる。稜線に乗ったことで油断するが、大平山の山頂まではもうひと頑張りする必要がある。
 気温が上がって汗がしたたり落ちる状態で、大平山の山頂に到着した。山頂は広場になっており、鷲ヶ巣山の展望が広がり、さらに奥には朝日連峰も望むことができた。腰を下ろしてひと休みすると、通り抜ける風が心地よく感じられた。
 周回ルートは通行禁止ということなので、下山は来た道を戻った。山頂から直接下りを開始するBコースというものもあるようなのだが、ここのところ暖かい日が続いているためヒルもまだ活動しているはずなので、このコースは次回の課題ということにした。結局、この日は登山者には誰にも会わなかった。
 登山中暑さが気になったが、この日のニュースでは、三条市で36度で10月としては国内最高記録が出たという。時ならぬ真夏日の登山で汗を流したことになった。

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