下渡山

下渡山


【日時】 2018年9月2日(日) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 曇り

【山域】 蒲萄山塊
【山名・よみ・標高・三角点・県名】
 下渡山・げどやま・237.8m・三等三角点・新潟県
【地形図 20万/5万/2.5万】 村上/村上/村上
【コース】 東登山口より下渡登山口へ
【ガイド】 「新潟日帰りファミリー登山」(新潟日報事業者)

【時間記録】 6:30 新潟=(R.7、蓮野IC、R.345、荒川胎内IC、日本海東北自動車道、村上瀬波IC 経由)=7:35 東登山口〜8:05 発―8:18 テレビ中継基地―8:32 下渡山―8:55 下渡登山口―9:08 東登山口=(往路を戻る)=10:30 新潟
 下渡山は、蒲萄山塊の最南端の三面川のほとりに、村上市街地に立つ臥牛山と向かい合う山である。この山に置かれた下渡か嶋城は、本庄氏家臣の矢羽畿氏の居城と言われており、永禄11年(1568年)の本庄繁長の謀反の際には、上杉謙信に、本庄城(後の村上城)とともに、攻められたという。下渡山は、登山道が整備され、手軽に展望の良い山頂を楽しむことができる。

 しばらく登っていない山を考えて、下渡山を登ることにした。2009年1月以来のことになる。
 村上市内から下渡大橋を渡って右折。少し先で山裾をぬう林道に進む。林道の先には下渡集落があるので生活道として使われていた旧道なのかもしれないが、車のすれ違いには注意が必要な狭さである。アンテナ施設があり、その脇に登山口の標柱が置かれている。路肩に寄せて車を停めた。
 登り始めは急坂が続く。前日の雨のために泥斜面が濡れて滑りやすく、足元に注意が必要であった。ひと登りするとテレビの中継基地が現れ、ひと息入れることになった。雑木林の尾根を進むと、左上に下渡山の山頂を眺めることができた。
 山頂手前では、堀切の跡と思われる急坂が現れ、これを越すと下渡山の山頂に到着した。山頂からは、日本海沿いに広がる瀬波温泉や村上市街地、臥牛山を眺めることができた。三面川の上流部に広がる朝日連峰の峰々は雲に隠されていた。
 下山は下渡集落への道に進んだ。こちらの道も急な所にはロープも張られて、良く整備されていたが、登山道は流水によって石が露出して荒れ気味であった。簡易水道施設が現れると、その先で林道に出て、後は車道歩きで東登山口に戻ることになった。

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