五頭山

五頭山


【日時】 2018年8月19日(日) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 晴

【山域】 五頭山塊
【山名・よみ・標高・三角点・県名】 五頭山・ごずさん・912.5m・三等三角点・新潟県
【地形図 20万/5万/2.5万】 新潟/津川/ 出湯
【コース】 出湯登山口より
【ガイド】 新・にいがたファミリー登山(新潟日報事業社)

【時間記録】 5:40 新潟発=(R.49、水原、出湯温泉 経由)=6:20 砂郷沢駐車場〜6:45 発―7:53 烏帽子岩―8:14 村杉分岐―8:38 赤安山分岐―8:58 五ノ峰―9:25 前一ノ峰―9:38 五頭山―9:49 前一ノ峰〜9:55 発―10:12 五ノ峰入口―10:26 赤安山分岐―10:44 村杉分岐―10:58 烏帽子岩―11:50 砂郷沢駐車場=(往路を戻る)=12:40 新潟
 五頭連峰は、新潟平野の縁に連なる飯豊連峰の前衛の山である。新潟市に近いことから、日帰り登山の山として親しまれている。連峰中央部の五頭山は、各方面から登山道が開かれ、最も親しまれている山になっている。五頭山は、五つの峰が並んでいることからいつむりと呼ばれていたのが、ごづに変化したという。信仰の山でもあり、それぞれの峰に石仏が祭られている。

 今年の夏は記録的な猛暑になったが、先週の週の半ばから急に涼しくなり、冷房は必要なくなり、夜は布団をかぶるようになった。近場の山でも、それなりの時間歩けるようになったので、五頭山をしばらく歩いていない出湯温泉コースから登ることにした。
 砂郷沢駐車場に入ると、広いにもかかわらず、二台の車が停められているだけであった。最近は村杉温泉からがメインコースになっている。
 車道を進み、カーブ地点から鎖のかかった林道跡に進む。傾斜があって、息がきれるようになったが、涼しいために汗がにじむ程度で済んだ。木の橋で右岸に移ると、杉林の中に登山道が続くようになる。斜上しながらの登りを続け、尾根上に出ると四合目の標識が現れた。この先も尾根の一段下の斜上を続けるが、登山道が水で溝状に削られて、歩きにくい所が多く現れた。
 ひと汗かくと、五合目の烏帽子岩に到着。岩の奥には広場が広がって休むには良い所で、岩に少し登ると新潟平野の眺めが広がった。吹き抜ける風は心地よく、秋の気配を感じた。
 この後も、斜上の道が続き、村杉温泉からの登山道が合わさると、登山者も多い道になって、登山道の幅は広がった。所々で現れる岩場や溝状に掘り込まれた登山道を越していくと、赤安山との分岐に出る。早くも下山してくる登山者ともすれ違うようになった。五頭山の夏は、暑さを避けての早朝登山者が多い。
 五ノ峰に到着し、新潟平野の眺めを楽しみながらひと息入れた。数名の登山者が休んでいたが、もう少し時間が経つと混み合いそうであった。今回は四ノ峰や二ノ峰はそのままパスして、前一ノ峰に進んだ。菱ヶ岳や松平山、裏五頭の眺めが広がり、磐梯山も少し霞んでいたが見ることができた。とりあえず、五頭山へ進み、戻ってからひと息入れた。相変わらず前一ノ峰は、休む人で大賑わいになっていた。現在では、ここが五頭山の山頂といった感じである。
 下りは、足場も悪い所もあり、足元に注意しながらの歩きが続いた。五頭山は、ファミリー登山の山としても知られているが、初心者向きには、どんぐりの森からの往復が、登山道が充分に整備されているので安全であろう。

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