弥彦山

弥彦山


【日時】 2018年8月5日(日) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 曇り

【山域】 弥彦・角田山塊
【山名・よみ・標高・三角点・県名】 
 弥彦山・やひこやま・634m・無し・新潟県
【地形図 20万/5万/2.5万】 長岡/弥彦/弥彦
【コース】 表参道
【ガイド】 新分県登山ガイド「新潟県の山」(山と渓谷社)

【時間記録】 6:20 新潟=(新新バイパス、新潟西バイパス、R.116、県道新潟・寺泊線 経由)=7:05 弥彦駐車場〜7:20 発―8:58 弥彦山〜9:05 発―10:21 弥彦駐車場=(往路を戻る)=11:30 新潟
 弥彦山は、越後平野の日本海際に、角田山や国上山と共にひとつの山塊を作る山である。山頂は、越後一宮として名高い弥彦神社の奥の院が置かれた弥彦山と、一等三角点の置かれた多宝山のふたつのピークに分かれている。山頂へのロープウェイや山岳道路によって観光地化が進んでいるが、一歩脇に入れば自然は良く残されている。

 猛暑が続いて雨が降らないのが問題になってきたが、東北方面は久しぶりに雨が降るという天気予報がでた。雨の降らない地域を考えて、結局、弥彦山を表参道から登ることにした。
 神社奥の駐車場に車を停め、お滝沢入口から右手の道に進んで表参道の茶屋の下に出た。茶屋からは九十九折の急登が続く。すでに気温が高くなっており、いきなり汗が噴き出てきた。登山道は、東斜面に通じているため、杉林の中といっても太陽に照らされて暑くなっていた。はやくも下山してくる登山者とも多くすれ違った。もっと早起きをして出かけてくるべきであった。
 四合目で尾根沿いの登りになるとようやく風に当たることができた。その先も暑さに耐えながらの登りが続いた。途中の水場では、大勢が水をかぶったりしながら休んでいた。
 汗びっしょりになって到着した弥彦山の山頂は、心地よい風が吹き抜けていた。空は厚い雲が広がって、大河津分水や寺泊の海岸線が望める程度であった。さすがにこの暑さとあっては、インスタントラーメンを作って食べている者はおらず、木陰で数名が休んでいるだけであった。
 下りの途中、子供を連れた家族数組とすれ違ったが、暑さの中の歩きは注意が必要に思われた。途中からお滝沢経由のコースに入ったが、沢の左岸沿いに下る道が付けられているようであった。いずれ確かめる必要がある。
 猛暑の中、表参道からの弥彦登山は、訓練山行としか思えないのだが、多くの登山者がいたのには驚かされた。

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