大平山、高立山、菩提寺山

大平山、高立山、菩提寺山


【日時】 2018年7月28日(土)
【メンバー】 単独行
【天候】 曇り

【山域】 新津丘陵
【山名・よみ・標高・三角点・県名】
 大平山・おおだいらやま・278.5m・四等三角点・新潟県
 高立山・たかだてやま・276m・なし・新潟県
 ろう火峰・ろうかみね・281m・なし・新潟県
 菩提寺山・ぼだいじやま・248.4m・三等三角点・新潟県
【地形図 20万/5万/2.5万】 新潟/新津/矢代田、村松
【コース】 大沢公園より
【ガイド】 なし

【時間記録】 6:40 新潟発=(R.49、茅野山、R.403、矢代田、林道長峰線 経由)=7:10 大沢公園〜7:35 発―7:55 境界尾根登山口―8:12 分岐―8:35 大平山―8:51 高立山〜9:03 発―9:17 ろう火峰―9:41 代官沢尾根コース登山口―9:55 菩提寺山登山口―10:10 菩提寺山〜10:20 発―10:55 大沢公園=(往路を戻る)=11:40 新潟
 新潟平野の内陸部の縁に沿った、新津、加茂、五泉の中間に広がる丘陵地を、新津丘陵と呼ぶ。新津丘陵では、一等三角点も置かれている護摩堂山が良く知られているが、最近では、菩提寺山や高立山もハイキングコースが整備されて、訪れるハイカーが多くなっている。

 東から西に移動するという異常な動きの台風が接近中で、東日本は大荒れになるようである。しかし、新潟だけは、雨雲が山に阻まれてか、曇りの予報が出た。どう転ぶか判らない微妙な天気予報なので、近場の山ですますことにして、高立山の歩いていないコースを確かめることにした。
 大沢公園の駐車場から歩きだした。連日の猛暑も和らいで、このところの朝よりは過ごしやすい気温になっていた。まずは、境界尾根の登山口を目指した。大沢公園からは一番遠く、しばらく林道歩きに精を出すことになった。境界尾根の登山口は、護摩堂山のツナギガヤコースの登り口に近くにある。沢にパイプ橋が架けられており、登山道の入口であることは判るが、登山標識のようなものはない。沢を越して尾根に取り掛かると、階段状でトラロープも張られた急斜面の登りになって、一気に汗が噴き出てきた。気温が少し和らいでいたので良かったが、猛暑の中であったら、足が停まってしまったであろう。
 傾斜が緩むと、2017年9月に歩いた十字路登山口からの登山道が合わさった。登りにつかうには、傾斜が緩く大沢公園にも近い十字路登山口からの方が良い。尾根沿いの登りを続け、240m小ピークに出ると、ここからも北に向かって登山道が下っている。この一帯は、登山道がやたら整備されており、なかなか歩ききれない。
 緩やかな登りを続けていくと大平山に到着。今回の目的の一つは代官沢尾根コースを確かめることであったが、高立山に寄っていくことにした。高立山の山頂には、時間の関係もあるのか誰もいなかった。ベンチに腰を下ろすと、吹き抜ける風が心地よかった。冷房とは違った快適感があった。曇り空で太陽も遮られていたので、ベンチに腰掛けて本でも読むとよさそうであった。山の展望は開けており、菅名山塊や白山・粟ヶ岳が黒々としたシルエットで広がっていた。
 再び鞍部に戻ってひと登りするとろう火峰の分岐となる。そのまま直進すると、代官沢尾根コースとの分岐にでる。初めはロープも張られた急坂で、ひと下りすると尾根沿いの下りになる。林道が近づいたところで尾根を右に外すが、ここには「代官沢尾根コース」と書かれたプレートが木に取り付けられていた。最後は、ロープは張られていない急坂で、足元に注意しながら下っていくと、林道千貫石線に飛び出した。
 林道を下っていけば大沢公園に戻ることができるが、林道を上がっていき、高石・十ヶ沢線に出てから菩提寺山を回っていくことにした。菩提寺山の山頂のベンチには数組の登山者が休んでおり、また下っていく途中にもすれ違う登山者がおり、菩提寺山の人気を確かめることができた。
 今回は、二つのコースを確認したが、この他にも歩いていないコースがあるので、コース確認の歩きは続く。

山行目次に戻る
表紙に戻る