加茂山

加茂山


【日時】 2018年7月22日(日) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 晴

【山域】 加茂三条丘陵
【山名・よみ・標高・三角点・県名】
 加茂山・かもやま・110m・なし・新潟県
【地形図 20万/5万/2.5万】 新潟/加茂/加茂
【コース】 加茂山ハイキングコース
【ガイド】 ふるさとの散歩道(新潟県観光協会)

【時間記録】 6:35 新潟=(R.49、R.403 経由)=7:15 加茂公園〜7:35 発―7:55 三叉路―8:11 本丸―8:30 剣ヶ峰―8:35 尾振山―8:41 剣ヶ峰―8:55 加茂公園=(往路を戻る)=9:50 新潟
 加茂山は、加茂の市街地の南に広がる山で、一帯は公園として整備されている。公園は、青海神社の神域を整備したもので、雪椿群生地をはじめ、豊かな自然が残されている。公園の最高部には剣ヶ峰城跡、その南西部には加茂山要害城砦跡がある。

 全国35から40度の酷暑が続いている。この週の半ばに二回東京を往復して疲れも出ているため、足慣らし程度の山で済ませることにして、しばらく出かけていない加茂山に向かった。公園の駐車場は、朝から結構混み合っており、地元の早朝登山者なのか、早くも戻ってくる者もいた。
 地図を見ても、加茂山公園には複雑な遊歩道が張り巡らされているため、どのように歩いたらよいか判り難い。駐車場に置かれている看板は、中部北陸自然歩道のもので、加茂山の歩き方の助けにはならない。
 まず、青海神社の鳥居をくぐり、長い石段に進んだ。駐車場から木立の中の道に入ると、最初は涼しく感じたが、石段を登るうちに汗がしたたり落ちるようになった。神社の本殿の左脇の道に進むと、野外ステージがあり、その先は小砂利の敷かれた遊歩道の歩きになった。丸太階段の登山道が高みに向かって分かれたが、緩やかな遊歩道をそのまま進んだ。尾根沿いの道に出て、ここは右折。すぐ先で東屋が現れ、加茂の市街地の眺めが広がっていた。
 緩やかに登っていくと、尾根の合流点に出る、右に曲がれば展望台のある剣ヶ峰であるが、ここは左に進む。竹林も見られる尾根道を辿っていくと、堀切が現れて、本丸の置かれた台地の下に出る。台地の下を通り過ぎた所で三叉路に出て、左の道に進む。台地を挟んで反対側のトラバース道を進むと、本丸への道が分かれる。ひと登りして到着した本丸の広場には、木のお堂が置かれている。誰もいない広場にヤマユリが強い匂いを広げていた。
 来た道を戻り、三叉路を直進すると、展望台の置かれた剣ヶ峰に到着する。展望台に上がると、東方向の眺めが広がり、角田山を望むことができた。
 剣ヶ峰の広場の脇には、尾振山と書かれた案内板が置かれている。尾根道を緩やかに下っていくと105mピークに出て、ここが尾振山のようであるが、案内板のようなものは置かれていない。
 剣ヶ峰に戻って遊歩道を下っていくと、ローラーが敷かれた滑り台脇に出て、これに沿った道になる。長い滑り台を子供が滑っていくのを見送った。滑り台の下にはリス園が設けられているが、営業中かは判らなかった。雪椿園の脇を下っていくと、公園入口に出て、すぐ先で駐車場に戻ることができた。
 朝の早い時間ではあったが、汗びっしょりになっており、熱中症にならないうちにと、早々に家に戻ることになった。

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