八方台

八方台


【日時】 2018年4月9日(土) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 曇り後雨

【山域】 長岡東山
【山名・よみ・標高・三角点・県名】 
 八方台・はっぽうだい・567.7m・三等三角点・新潟県
【地形図 20万/5万/2.5万】 長岡/長岡/栃尾
【コース】 いこいの森経由
【ガイド】 なし

【時間記録】 6:35 新潟=(R.49、R.403、加茂、R.290、森町、R.290、栃尾、北荷頃、一ノ貝 経由)=8:20 農道入口〜8:45 発―9:30 いこいの森―9:55 八方台〜10:05 発―10:11 いこいの森分岐〜10:35 発―10:50 いこいの森―11:27 農道入口=(往路を戻る)=13:30 新潟
 八方台は、長岡東山の丘陵地帯北部にあり、山頂下の台地一帯は八方台いこいの森として整備されている。八方台へは森立峠から車道が通じているが、長岡方面からの登山道も整備されている。

 八方台へスノーシュー歩きで登って見晴らし台から望む際、大きく広がる守門岳の眺めとともに眼下に広がるいこいの森に目が引き付けられる。栃尾側からいこいの森へ歩こうと思って、今年の4月1日に訪れた際には残雪に道が隠されており、結局、森立峠経由の林道歩きで八方台へ登ってしまい、いこいの森訪問は宿題になってしまった。新潟も梅雨に入って天気も思わしくなさそうなので、いこいの森経由の八方台コースに出かけることにした。
 一ノ貝を過ぎて坂道を上がっていくと、いこいの森に通じるはずの林道の入口に到着した。適当な空き地が無いので、路肩に車を寄せて停めた。この入口付近に、いこいの森への案内板は見当たらない。
 一車線幅の林道は、斜面を切り開いて延びており、雪の時期には埋もれて斜面と一体化してしまったようである。急な登りを抜けると、棚田の広がる台地に出た。雪の時期に歩くのなら、台地に出るまでは、この林道にこだわる必要はなく、歩きやすい地形を辿るのが正解のようである。脇道は多く、コースに注意する必要があった。送電線の下を過ぎると、林道を右折することになる。田圃に立札が置かれていたが、大正餅とか一般コシとか書かれており、田に植えられた稲の品種が書かれているようであった。まったく案内標識の無い道であったが、「八方台 この先 池・そしてその上」という標識がようやく現れて、ひと安心することができた。
 緩やかに登っていき、左右に広がる池の中間部を抜けるといこいの森の園地に到着した。つつじの中に広がる歩道はきれいに刈り払いがされていた。中央広場やトイレ、炊事棟の案内を見ながら進むと、管理棟に到着した。建物の中から声がして、管理人はいるようであったが、訪問客は見当たらなかった。いこいの森は、日帰りキャンプしかできないようなので、利用者は限られてしまいそうである。
 管理棟の先の池の脇に車止めがあり、広い駐車場が設けられていた。いこいの森から八方台へ幅広の車道が設けられていた。大きなカーブを交えながら登っていくと森立峠から延びてくる林道に飛び出した。いこいの森へと歩いてきた林道は細く分岐も多くて判り難いので、八方台から車道を下るのが通常のコースであることが判った。
 遊歩道を見落として、林道をそのまま歩いて少し大回りし八方台に到着した。雪のある時期とは違った雰囲気であった。展望台に進むと、眼下にいこいの森の眺めが広がっていたが、守門岳の眺めは閉ざされていた。
 下りは、森立峠方面に進み、523m点から途中に神社のある尾根を下ることにした。分岐からは未舗装の林道が通じていた。楽勝と思って下っていくと、神社で林道は終わっていた。お堂の前に鳥居があったので、そこから参道が下っていると思って近寄っていくと、数段の石段が見られる先は藪に閉ざされていた。現在は、麓から歩く者はいなくなってしまったようである。
 林道を登り返し、八方台方面に戻って火打沢コース入口近くからいこいの森に下る道に進んだ。草が短く刈られた林道幅の道を下っていくと、池の畔に出た。池の周囲に遊歩道が設けられていたので、時計回りに半周して、管理棟前に戻った。
 後は来た道を戻ることになったが、雨が断続的に降りだした。傘をさしながら、棚田を見ながら来た道を戻った。

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