高城

高城


【日時】 2018年5月19日(土) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 雨

【山域】 下田周辺
【山名・よみ・標高・三角点・県名】
 高城・たかじょう・370m・なし・新潟県
【地形図 20万/5万/2.5万】 新潟/加茂/森町、粟ヶ岳
【コース】 長禅寺駐車場より往復
【ガイド】 なし

【時間記録】 5:40 新潟=(R.49、茅野山、R.403、加茂、七谷、R.290、上谷地、森町 経由)=6:45 長禅寺駐車場〜7:16 発―7:29 高城登山道入口―8:17 高城―9:17 高城登山道入口―9:26 長禅寺駐車場=(往路を戻る)=10:35 新潟
 袴腰山は、粟ヶ岳から東に延びる尾根の末端部に位置する山である。袴腰山への登山道は、長禅寺からと八木鼻からのコースが主に利用されている。特に長禅寺から高城を経由する登山道は「ひめさゆりの小径」として、5月中旬から下旬にかけては、地元開催の祭りも行われ、ヒメサユリ見物のハイカーで賑わう。

 雨で登山の意欲がわかないが、下田のヒメサユリが咲いているようなので出かけることにした。ヒメサユリならば雨の中でも咲いているし、空いているはずである。
 家を出る時は雨は止んでいたのだが、車を走らせているうちに霧雨が降り続けるようになった。長禅寺脇の広い駐車場にも、到着時には車一台が停められているだけであった。朝食をとりながら空模様をみたが、霧雨は止みそうもなかったので、長靴、雨具の装備で歩きだした。久しぶりに長禅寺からの登山道を歩いた。林道幅の道を登っていくと、迂回して上がってきた舗装道路に出て、これを少し辿った先から登山道が始まる。
 入口からひと登りして送電線の鉄塔下に出ると、ここからヒメサユリのお花畑が続くようになる。蕾も多くて満開状態前であるが、花の撮影には問題の無い状態であった。雨粒の下がった花は、晴の日とは違った美しさがある。雨の中の撮影のため、この日は防水デジカメだけを使い、一眼レフの出番は無かった。
 花の撮影を行いながら歩いていくと、先行の三名とすれ違って、この先は誰にも会わない歩きになった。最初の展望地を過ぎると、花も少なくなった。一応登山を成立させるため、高城まで足を延ばすことにした。たら沢のへつりのあたりから雨で倒れこんだ木の枝を掃うために、水をかぶるようになってきた。高城への急坂も濡れた泥斜面が滑りやすく気を使うことになった。
 高城に到着して来た道を引き返した。滑りやすい状態では、袴腰山から八木鼻方面へ下るのは危険である。再びヒメサユリのお花畑に戻って、花の撮影を行ったが、登山者は一人いるだけであった。
 駐車場に戻ると、それでも10台ほどの車はいたものの、地元関係者がひまそうにしていた。日曜日は天気が回復するようなので、大混雑になるのであろう。

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