薬師山

薬師山


【日時】 2018年5月7日(木) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 雨

【山域】 白山周辺
【山名・よみ・標高・三角点・県名】
 薬師山・やくしやま・190m・なし・新潟県
【地形図 20万/5万/2.5万】 新潟/加茂/加茂
【コース】 東区登山口より松ヶ沢登山口へ
【ガイド】 なし

【時間記録】 8:35 新潟発=(R.49、R.403、加茂、R.290 経由)=9:32 樋脇橋〜9:52 発―10:06 登山口―10:12 登山道口―10:30 薬師山―10:56 松ヶ沢登山口―11:06 樋脇橋=(往路を戻る)=12:10 新潟着
 粟ヶ岳の西斜面より流れ出る加茂川の右岸に薬師山がある。最近では登山者も多くなってきた猿ヶ岳と、国道290号線を挟んで向かい合う山である。地元の信仰の山のようで、山頂には石の祠が置かれ、登山道が付けられている。

 せっかくの連休であるが、雨になった。翌日も雨になるようなので、軽くとも山歩きを行っておくために、薬師山に出かけた。登山道のある山で、先回歩いたのは2015年なので、現状を知るためにそろそろ歩いておく必要がある。
 周回で歩くのため、車を置く場所を考える必要がある。黒水から上戸倉方面の車道が分かれる樋脇橋の橋詰に空き地があったので、ここから歩くことにした。本降りの雨のため、雨具を着て傘をさして歩きだした。
 加茂川の川岸に道が設けられていたので、車道ではなくこちらを歩いた。薬師山の登山口は、川の対岸にあるのだが、一旦下流部のいわのはしを渡る必要がある。加茂川には、コンクリートブロックが飛び石状に並んでおり、水量が少なければ渡ることができるのかもしれない。
 いわの橋を渡ると、民家の塀に薬師山登山口の標識が置かれている。再び上流に向かっての歩きになる。車道はすぐに終わって、川原に広がる畑の脇に続く道を進むことになる。作業小屋を過ぎた先で、薬師山への登山道が始まっている。「薬師山登山口 東区」と書かれた新しい標柱が置かれていた。
 杉林の中の急な登りが始まる。良く整備された登山道が続いており、登山道のある山として知られていないのが残念に思われた。丸太階段が設けられた急な登りが続き、小さな山といっても息が切れた。一旦細尾根に出て、その先で再び急坂となり、これを登りきると小さな石の祠の置かれた薬師山に到着した。
 登りついた所には、四面に、「黒水北区→元狭口→芦ノ出方面」、「松ヶ沢〜土倉方面」、「出戸〜七谷小中学校方面」、「黒水方面」と書かれている標柱が以前から置かれている。念のために「出戸〜七谷小中学校方面」と思われる南尾根方面に進んでみたが堀切を過ぎた先は藪になっていた。山頂から北に向かう幅広の登山道に進んだ。この方面にも堀切と思われる短い急斜面があったが、階段状に整備されていた。緑に覆われた尾根道は、歩いていても気持ちが良かった。
 尾根の方向が北東に曲がって、160mピークへの登りにかかるところで、松ヶ沢第二登山口と松ヶ沢登山口との分岐になった。松ヶ沢第二登山口方面は藪に覆われて、入口にも進入禁止の印の木の枝が横に置かれていた。
 松ヶ沢登山口に向かって下っていくと、耕作放棄地が広がる谷間に出た。松ヶ沢と思われる細い流れに沿って下っていくと、車道に出ることができた。この入口には、薬師山登山口の標識が置かれているものの、草が被って見えづらくなっていた。この登山口からは、車道歩きも僅かで車に戻ることができた。
 薬師山は、一周1時間強で、足慣らしの山として利用価値がある。

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