重倉山

重倉山


【日時】 2018年1月7日(日) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 晴

【山域】 粟ヶ岳周辺
【山名・よみ・標高・三角点・県名】
 重倉山・しげくらやま・294.9m・二等三角点・新潟県
【コース】 中浦ヒメサユリ森林公園より
【地形図 20万/5万/2.5万】 新潟/加茂/森町
【ガイド】 なし

【時間記録】 7:00 新潟=(R.49、茅野山IC、R.403、新津、加茂、R.290、上谷地、中浦 経由)=8:18 中浦ヒメサユリ森林公園〜8:35 発―9:08 分岐―9:13 重倉山―9:18 分岐―9:39 尾根上―10:03 尾根下―10:17 中浦ヒメサユリ森林公園=(往路を戻る)=11:40 新潟
 重倉山は、粟ヶ岳の西山麓にある里山である。麓に「中浦ヒメサユリ森林公園」という、野外レクリエーション施設が設けられ、そのためにハイキングコースとして遊歩道が整備されたようである。

 年明けから山行回数を重ねているが、雪はまだ少ない。定番のスノーシュー歩きの山として重倉山に出かけた。
 加茂の街ではほとんど雪は無かったが、下高柳から峠越えに入ると、道路を雪が覆い、周囲の木立が真っ白に染まっていた。昨晩、雨から雪に変わって着氷が起きたようである。霧氷とは違うが、これはこれで美しい。ただこの着氷は、朝方の短い時間しかもたないのは残念である。
 例年通りに、中浦ヒメサユリ森林公園まで除雪されていた。重倉山の雪山登山には都合が良いが、わざわざ除雪されている理由は判らない。
 出発の準備をしていると、以前良く一緒に歩いていた仲間が到着した。昨日も登ったが、今日は5名で登るという。全員が集まるのにもう少し時間がかかる様なので、先に出発した。トレーニング山行のつもりできたので、宴会の気分ではなかった。
 新雪が少し積もっていたが、トレースができているため、快調に歩くことができた。杉林を抜けて九十九折に入ると、宝蔵山や粟ヶ岳の眺めが広がってきた。登りもあっけなく終わって台地に出て、ほぼ平坦な尾根を辿ると、重倉山に到着。1月の雪が柔らかい季節では1時間ほど掛かるのが通例なので、40分程での到着はかなり早かった。
 台地に戻って、尾根を北に辿ってから下ることにした。北に続く尾根は、送電線の巡視路の切り開きが続いていて、スノーシュー歩きにも適している。以前は北隣の枝尾根を下ったので、今回はさらに北に位置する枝尾根を使うことにした。
 バージンスノーを蹴散らしながら下った。スノーシュー歩きは、こうでなければ。トレースがあっては面白くない。
 ひと下りすると、三叉路に出た。地形図に載っている林道に出たようである。左下に下っていく林道が送電線の鉄塔までなのか、蝶名林まで下っているのかは、雪の無い時期に確かめてみる必要がある。
 雪に覆われた林道を辿り、僅かに登り返した所で、右に下っていく枝尾根に進んだ。雪がまだ少ないため、灌木の枝を避けながらの歩きになった。地形は意外に複雑で、GPSで設定したコースを辿るのに、しばしば確認が必要になった。どこに下っても戻れるはずなので、GPSでの雪山歩きの練習には良いコースである。
 最後の細尾根となって、末端まで進んでみたが、崖状で農道に下れる状態ではなかった。少し戻ってから谷間に下った。用水堀の段差があって、僅かな高さであったが、尻滑りで下ることになった。最後は、地図に小さな水溜りが記載されている谷間から農道に出ることになった。
 この最後の下りは、途中から杉林になっている谷間に下るのが正解であった。次回からは、そのように歩くことにしよう。
 後は、農道を辿って車に戻ることになった。

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