黒岩山

黒岩山


【日時】 2018年1月6日(土) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 曇り

【山域】 二王子岳山塊周辺
【山名・よみ・標高・三角点・県名】
 黒石山・くろいしやま・262m・なし・新潟県
【コース】 越後開閉所より
【地形図 20万/5万/2.5万】 新潟/新発田/上赤谷
【ガイド】 なし

【時間記録】6:55 新潟発=(R.7、新発田、上板山)=8:00 新潟開閉所〜8:25 発―9:32 黒石山〜9:42 発―10:29 新潟開閉所=(往路を戻る)=11:20 新潟
 黒石山は、二王子岳山塊の高知山から西に派生する尾根の末端部にある山である。この山の西山麓には、このあたりの送電線が一ヶ所に集まる越後開閉所があり、黒石山の山頂にも送電線の鉄塔が立ち、林道が通じている。

 昼までに家に戻れる山を考え、黒石山に出かけることにした。黒石山は、送電線の巡視路を兼ねた林道が山頂まで通じていて、スノーシュー歩きに向いている山である。先回歩いたのは2008年1月なので、ずいぶんと時間が経っている。
 新発田から赤谷方面に抜けるのも、環状道路が整備されて街中を通る必要が無くなって、アプローチが楽になった。上板山から越後開閉所への道に入ると、道路上にうっすらと雪が見られるようになったが、除雪されていた。坂を少し上がると越後開閉所に到着する。越後開閉所の右脇の林道入口の除雪終点部に車を停めた。
 車の脇でスノーシューを履いて歩きだした。初めの杉林の中は雪は少なめであったが、登りにかかると、途端に雪は多くなった。延長版を付けても20センチは潜る状態で、スノーシュー歩きで汗を流すには良い状態であった。ただ、道路脇の藪はまだ雪に隠されてはいないので、藪山を歩くのなら、もう少し雪が欲しいところである。
 地形図には黒岩山の山頂へと送電線が続いているが、林道は記載されていない。ただ、Google マップでは、山頂まで林道が通じているのを確認できる。最近では、Google マップが登山コースの設定に役に立つこともある。
 黒岩山に至る稜線は曲がりくねっているため、歩く距離も長くなる。全般的に傾斜は緩やかといっても、歩くのに汗が噴き出るようになった。途中で、五頭方面の眺めが開けて、目を楽しませてくれた。
 前方の高みに見える鉄塔目指して登っていき、右手から回り込むと鉄塔の立つ林道終点広場に出て、黒岩山到着となる。鉄塔の足が少し邪魔ではあるが、高知山の眺めが広がっていた。ただ、残念ながら二王子岳の山頂部は雲に隠されていた。
 下りは、自分で付けたトレースに助けられて、快調に歩くことができた。  黒岩山は、雪の無い季節に登ろうとは思わないが、スノーシュー歩きには良いコースである。

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