菩提寺山

菩提寺山


【日時】 2018年1月3日(水) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 吹雪

【山域】 新津丘陵
【山名・よみ・標高・三角点・県名】
 菩提寺山・ぼだいじやま・248.4m・三等三角点・新潟県
【地形図 20万/5万/2.5万】 新潟/新津/矢代田、村松
【コース】 石油の里からの周回
【ガイド】 なし

【時間記録】 8:50 新潟発=(R.49、亀田、R.403、白根安田線、金津 経由)=9:25 石油の里〜9:33 発―10:27 分岐―10:47 菩提寺山〜10:52 発―11:08 分岐―11:42 石油の里=(往路を戻る)=12:20 新潟
 新潟平野の内陸部の縁に沿った、新津、加茂、五泉の中間に広がる丘陵地を、新津丘陵と呼ぶ。新津丘陵では、一等三角点も置かれている護摩堂山が良く知られているが、最近では、菩提寺山や高立山もハイキングの山として、訪れるハイカーが多くなっている。菩提寺山は、新津、小須戸、五泉の境界に位置しているが、それぞれ、石油の里、大沢公園、門前からの各登山道が整備されている。

 新年を迎えて張り切って山に行こうと思ったが、冬型が強まって朝は吹雪になっていた。風が強く路面の積雪は僅かであるが、山の方ではまとまった積雪になっていそうである。おとなしく家に籠っていようかと思ったが、朝食後に気を取り直して、とりあえずは近場の菩提寺を歩くことにした。
 新津を過ぎると、吹きさらしの道路上で地吹雪状態にあって、車のライトを付けての運転になった。石油の里の駐車場も奥の方はがら空きであった。登山口近くには何台も駐車していたが、登山者のものかは判らない。
 地面が白く染まっただけなので、長靴で歩きだした。いつものように西側の登山道から登って、中央のコースを下ることにした。沢を渡って登り口に進むと、新雪の上には踏み跡はついておらず、この日の先行者はいなかった。いきなりの急登となるが、新雪の下は泥斜面で、足元が滑って注意が必要であった。ロープも掛かる急登を終えると、後は緩やかな尾根歩きになる。ただ、このコースは小さなピークを乗り越えていくため、歩いていると長く感じられる。標高を上げると、木立に雪が付いて、白い林の姿に変わった。
 歩いていくうちに現在地も判らなくなるが、突然といった感じで石油の里からのメインコースに合流する。この先は、大勢が歩いており、泥道に変わったところも多くなった。分岐から先も、急な階段登りが何度も現れて、汗が噴き出てきた。1時間近くも歩いてきたにもかかわらず、高度はあまり上がっていないのにはがっかりである。
 最後の階段登りを終えて菩提寺山の山頂に到着すると、冷たい風が吹き抜けていた。登山者は広場に見当たらなかったが、山小屋の中で休んでいるようであった。五頭山塊や菅名山塊は雲に覆われて、麓しか見えなかった。
 山頂は寒いので早々に下山に移った。下りの途中には、大勢の登山者とすれ違った。最近人気の山であるし、この天気で登れる山は限られている。石油の里へのメインコースも、小さなアップダウンがあって、結構長く感じられた。途中、展望ベンチが二か所に設置されており、登ってきた尾根を眺めることができる。
 石油の里の園内の最後の区間では、林道幅の作業道に進み、九十九折の道を下って駐車場に戻った。

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