高立山、大平山

高立山、大平山


【日時】 2017年9月3日(日)
【メンバー】 単独行
【天候】 晴

【山域】 新津丘陵
【山名・よみ・標高・三角点・県名】
 ろう火峰・ろうか峰・281m・なし・新潟県
 高立山・たかだてやま・276m・なし・新潟県
 大平山・おおだいらやま・278.5m・四等三角点・新潟県
【地形図 20万/5万/2.5万】 新潟/新津/矢代田、村松
【コース】 大沢公園中央コースから郡界尾根・十字路コースへ
【ガイド】 なし

【時間記録】 6:35 新潟発=(R.49、茅野山、R.403、矢代田、林道長峰線 経由)=7:05 大沢公園〜7:25 発―8:04 ろう火峰―8:18 高立山〜8:25 発―8:41 大平山―9:20 十字路登山口―9:35 大沢公園=(往路を戻る)=10:20 新潟
 新潟平野の内陸部の縁に沿った、新津、加茂、五泉の中間に広がる丘陵地を、新津丘陵と呼ぶ。新津丘陵では、一等三角点も置かれている護摩堂山が良く知られているが、最近では、菩提寺山や高立山もハイキングコースが整備されて、訪れるハイカーが多くなっている。

 台風が太平洋岸を通過しており、日本海側まで影響がでるか気になる状態であった。起きてみると晴天が広がっていたが、五頭山塊などの稜線部は雲に隠されている状態であった。五頭山塊に行こうかと思っていたが、気分ものらず、高立山を軽く歩くことにした。菩提寺山から高立山一帯は、次々に新しい登山道が開かれていて、歩くのが追い付かない状態になっている。今回は大平から南に延びる登山道を歩くことにした。
 大沢公園の駐車場に車を停めて歩き出した。吊り橋を渡った先の公園の奥から延びる尾根から登ることにした。階段状に整備された急斜面をひと登りすると、道が分かれるが、今回は左の道に進んだ。トラバース気味に登っていくと、尾根沿いに延びてきた右からの登山道に合流した。この後は、迷う心配のない一本道になる。
 涼しくなったが、依然として藪蚊は多く、防虫スプレーを吹きかけてあっても、体をかきながらの歩きになった。登山道は木立に覆われていて、木漏れ日が差し込んでいた。  小さなアップダウンを繰り返しながら登っていくと、ろう火峰に到着して、ここは右折。大平山との鞍部からは高立山に向かった。
 高立山の山頂は、まだ誰もおらず、静かな雰囲気が広がっていた。菅名山塊や五頭山塊の稜線は現れていたが、その上の雲は厚い状態であった。五泉・村上方面の田圃が茶色に色づき始めていた。後続の登山者も登ってきて、山頂も少しづつ賑わいを見せ始めていた。
 鞍部に戻って、大平山に向かった。以前と違って、しっかりした登山道に変わっている。三角点部で三叉路になっており、先回は西の道を歩いたので、今回は南の道に進んだ。以前は踏み跡状態であったが、しっかりした登山道が続いていた。緩やかな尾根沿いの道が続いた。240m小ピークに出ると、北西の尾根沿いに踏み跡状態の道が分かれたが、よりはっきりした直進方向の道に進んだ。尾根の末端近くの210m地点で、左右に道が分かれた。大沢公園への戻りが短くなる右の道に進んだ。細尾根の尾根歩きが続いたが、崩壊地状に切り落ちている所にはロープも張られて、整備の手が充分に入っていた。最終的には、護摩堂山へのカントリーコース入口近くで林道に下り立った。林道歩きで大沢公園に戻ると、駐車場は満杯になっていた。
 今回歩いたコースも枝別れのコースがあり、全体を歩き尽すには、今後も何回も訪れる必要がある。

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