角田山

角田山


【日時】 2017年8月14日(月) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 曇り

【山域】 角田山
【山名・よみ・標高三角点・県名】
 角田山・かくだやま・481.7m・二等三角点・新潟
【地形図 20万/5万/2.5万】 長岡/弥彦/角田山
【コース】 浦浜コース
【ガイド】 無し

【時間記録】 6:55 新潟発=(新新バイパス、新潟西バイパス、R.116、県道新潟・寺泊線、角田浜、R.402 経由)=7:40 浦浜登山口〜7:57 発―8:45 五ヶ峠分岐―9:11 角田山―9:35 五ヶ峠分岐―10:35 浦浜登山口=(往路を戻る)=11:40 新潟
 弥彦山と連なって日本海の波打ち際にたたずむ角田山は、佐渡弥彦国定公園に指定され、新潟市民の日帰り登山の山として最も親しまれている。角田山は、各方面から登山道が開かれており、変化に富んだ山歩きを楽しむことができる。四季を通じて登られている山であるが、特に春の雪割草の時期には、県外から観光バスを連ねて団体がやってくるようにもなっている。夏は、標高も低く暑いことから敬遠されがちであるが、お盆が近づく頃、浦浜コースは、キツネノカミソリの花が群落となって咲くことから、この時期に限っては登山者で賑わうことになる。

 お盆恒例になっている角田山のキツネノカミソリを見に出かけた。天気予報では曇りのはずであったが、夜中に雨が降ったようで道路に水たまりができていた。角田山が近づくと、山には雲がかかっていた。天気が悪かったためか、浦浜駐車場も、広場の片側が埋まっているだけであった。
 虫除けを吹きかけてから歩きだした。日差しが雲で遮られており、いつもよりは歩きやすい状態であった。それでも最初の急登を終えて尾根末端の東屋に到着した時は汗びっしょりになっていた。
 東屋付近からキツネノカミソリやヤブランの花が現れ、期待が高まった。緩やかな尾根を少し進むと、谷間いっぱいに広がるキツネノカミソリのお花畑が現れた。例年よりも花の時期が遅れていると聞いていたが、この日の花は枯れた部分も無い満開状態であった。キツネノカミソリの撮影は帰りにということにして、山頂への登りに専念した。目的は花であるが、一応は山頂を踏まなければならない。
 角田山の山頂に到着すると、霧雨が流れていた。その中でもベンチに腰を掛けている者もいた。小屋の中で休んでいる者も結構いるようであった。
 下山の途中、大勢の登山者とすれ違うようになった。天気が回復してきて、遅くなってから家を出てきた者が多いようであった。大汗をかいたため、虫除けも流れてしまったようで、カメラを構えて静止している間に、蚊に何か所も刺されてしまった。この時期は暑さと藪蚊に耐える必要がある。

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