宝珠山

宝珠山


【日時】 2017年7月29日(土) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 曇り

【山域】 五頭山塊
【山名・よみ・標高・三角点・県名】 
 宝珠山・ほうじゅさん・559m・なし・新潟県
【地形図 20万/5万/2.5万】 新潟/津川/馬下、出湯
【ガイド】 なし

【時間記録】 6:50 新潟発=(R.49 経由)=7:50 林道入口〜8:03 発―8:15 石間登山口―8:28 尾根上―8:36 第一休憩場―8:55 第二休憩場―9:34 八咫柄山〜9:39 発―9:48 宝珠山〜10:00 発―10:08 八咫柄山―10:40 第二休憩場―10:52 第一休憩場―10:59 尾根上―11:10 石間登山口―11:20 林道入口=(往路を戻る)=12:30 新潟着
 宝珠山は、加治川と阿賀野川の間の南北20kmにわたって連なる五頭山塊が阿賀野川に落込む南端にある山で、軽い日帰り登山の山として人気が高い。以前利用されていた草水からの登山道が閉鎖されたことによって、平成十二年五月に開発された石間からのコースの重要性が増している。

 例年なら梅雨明けになっている頃なのだが、この週末も山岳部は雨で、晴は新潟の平野部だけのようである。しばらく歩いていないコースということで、五頭山塊の宝珠山に出かけた。
 いつものように、高速道下を抜けた先の林道入口から歩きだした。林道は車のすれ違いが難しい道幅なので、足慣らしがてら歩く方が好みである。前夜の雨で草が濡れていたので、長靴で歩きだした。林道終点が近くなると、アブが寄ってくるようになった。林道終点から沢を渡って砂防ダムの堰堤脇に出ると、そこから登山道が始まっている。トラバース気味に東に向かって登っていき尾根上に出る。地形図にも破線が記されているが、実際とは違っている。
 尾根上に出てからは、尾根沿いの登りを続けることになる。登山道沿いには電気釜の内釜を利用した熊避け鐘が吊るされているので、鳴らしながら歩くことになる。尾根歩きを始めるとすぐ先で第一休憩所が現れる。緩やかな尾根歩きを続けていくと、第二休憩所が現れる。右手の沢越しに宝珠山の山頂を望むと、この後はロープも張られている急登が続くようになる。湿度も高く、大汗をかいての登りになった。
 八咫柄山に到着して一息ついた。目の前に聳える宝珠山の山頂は、雲が流れて見え隠れしていた。一旦下った後に、岩の露出した溝状の登山道を登ると宝珠山の山頂に到着。若者の二人連れが休んでいたが、入れ違いに下っていった。大蛇山方面や菅名山塊の眺めは閉ざされていたが、阿賀野川の流れと石間集落を見下ろすことができた。
 帰りも、大汗かきの歩きになった。この季節の低山歩きは辛い。
 家に戻ったところで、足が蛭にくわれて出血しているのに気が付いた。9月初めに菱ヶ岳へ南登山口から登った時にも蛭に襲われたので、この方面は、蛭には要注意である。

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