大峰山

大峰山


【日時】 2017年7月22日(土) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 曇り

【山域】 櫛形山脈
【山名・よみ・標高・三角点・県名】
 古城山・こじょうさん・283m・なし・新潟県
 大峰山・おおみねやま・399.5m・三等三角点・新潟県
【コース】 箱岩峠より
【地形図 20万/5万/2.5万】 新潟、村上/新発田、中条/菅谷、中条
【ガイド】 なし

【時間記録】 6:05 新潟発=(R.7、貝屋、七社 経由)=7:50 箱岩峠〜7:18 発―7:27 登山道入口―7:45 古城山下―8:33 大峰山入口―8:53 大峰山―9:07 大峰山入口―10:00 登山道入口―10:10 箱岩峠=(往路を戻る)=11:05 新潟
 櫛形山脈は、日本海沿いに広がり、胎内川と加治川によって両端が切りおとされる全長約13キロメートルの山塊である。25000分の1図に山脈と記されている唯一の例といわれ、日本一のミニ山脈と呼ばれている。北部の白鳥山から鳥坂山、櫛形山を経て大峰山に至る縦走路は、良く知られているが、それより南部の箱岩峠に至る縦走路は、良く整備されているにもかかわらず歩く者は少ない。古城山は、箱岩峠の北1kmにあるピークである。

 連日の猛暑で、山選びが難しくなっている。高い山に行ければよいが、天候不良で、低い山を選ぶしかないのが辛い。しかも、この週の初めに線状降水帯が発生し、五泉から小出方面で洪水被害が出てしまった。結局、近場の山として、箱岩峠から大峰山に登ることにした。このコースは、箱岩峠付近の道路工事によってしばらく歩けず、今年の3月25日に歩いたものの、残雪によって古城山の先で断念してしまっている。
 箱岩峠には、駐車スペースも設けられて、以前よりも利用しやすくなっている。登山開始の前に菅谷方面に車を走らせてみたが、峠付近の道は確かに広くて良い道になっていた。歩きだす準備をしている間にも、自転車が数台行き来していた。この林道は、自転車の練習所にもなっているようである。
 いつもは手前から歩いてくるのだが、久しぶりに峠からの歩きになった。朝から気温も高く、歩き始めの林道の僅かな坂で汗が噴き出てきた。尾根沿いの登山道に入ると、吹き抜ける風が心地よく感じられるようになった。
 ベンチの置かれた三角点広場を過ぎると、古城山の山頂下のトラバースになる。道は山頂を通過していないので、堀切跡をつたって登ることになるが、今回は藪漕ぎを避けてそのまま通過した。その先が、先回残雪が深くて引き返しになった291mピークであるが、今回は問題なくそのまま通過した。
 その先は、小さなピークの乗り越しが続き、大汗かきの歩きになった。ベンチも置かれた見晴らしを過ぎた先で方向を東に向きを変えた先の330mピークに出ると、新しいアンテナ施設ができていた。建設許可を見ると、「消防救急無線デジタル化施設」とのことであった。この先は、短く草の生えた工事用道路跡の幅広の切り開きが続いており、下っていくと林道に出た。
 林道歩きで東屋を過ぎると、大峰山への登山道の入口になる。尾根沿いに上がっていくと、菅谷方面からの登山道、櫛形山方面の登山道、大峰山の山頂迂回路の分岐が次々に現れて大峰山の山頂に到着する。大峰山の登山者は多いが見晴らしまででこの山頂まで足を延ばす者は少なく、この日も誰にも会わなかった。
 帰りは、登山道のアップダウンを避けるために林道をそのまま歩いたが、距離が少し長くなるため、時間はあまり変わらなかった。登山道と林道が離れる291m手前の鞍部で、杉林を登って登山道に戻るのが一番効率的かもしれない。
 櫛形山脈も、GPSの赤線引きのために鳥坂山から櫛形山の間や要害山から鳥屋ノ峰の間を歩くなど、課題は残っている。

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